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昆虫写真家、道端・生き物観撮家の方々と狭山丘陵虫探し [季節]

昨日、昆虫写真家のSさん、Mさん、道端・生き物観撮家のIさんと4人で狭山丘陵のfieldを虫を探して歩いた。
朝は冷え込んだが、陽が昇ると思った以上に暖かい一日だった。

埼玉県側から歩いてSさんが、林内のシロダモの実生の葉裏に「アオスジアゲハ」の越冬蛹を見つけた。
皆で撮影中。
狭山丘陵1209-1_1.jpg




















越冬蛹は食樹から離れて蛹化すると思っていたがそうでもないようだ。
食樹に留まり蛹化するのは寄生されている可能性が高いそうだが、この蛹は一見とても綺麗で今のところそうとは思えない状態だった。
狭山丘陵1209-2_1.jpg



















エノキの低木にゴマダラチョウの初令幼虫いて、それを撮影するMさん。

いつも丁寧な撮影には虫愛が感じられる。
狭山丘陵1209_1.jpg



















クコの茎でIさんが見つけた「ムネアカハラビロカマキリ」の卵鞘。
丘陵で見たのは初めてだが、Iさんは昨年もここで卵鞘を確認したそうだ。
一見ハラビロカマキリと似ているが、枝に付く一端が離れているのが特徴のようだ。
ムネアカハラビロカマキリは中国原産の外来種で、近年岡山、愛知、新潟、埼玉、神奈川、東京都では高尾山で確認されている。在来種のハラビロカマキリよりも大型で生息環境が競合する脅威だ。
狭山丘陵1209-4_1.jpg



















Mさんがこんなところには必ず越冬しているものがいるとシュロの皮をめくると、ドンピシャ現れたのは越冬中の4頭のアシブトコバチの仲間たちだった。寒い中失礼と皆で撮影後、また皮をかぶせておいたから大丈夫だろう。
狭山丘陵1209-3_1.jpg



















東京都側の谷戸皆伐区コナラの実生の枝先でSさんが見つけてくれたアオシャクの仲間の幼虫。
ちょっと手振れしてしまったが、まるで枝のような見事な擬態でこれではなかなか見つからないはずだ。
名前を教えていただいたが書き留めていなかったので忘れてしまった・・・。
「カギシロスジアオシャク」だったろうか? →「ヒメカギバアオシャク」と連絡をいただきました。
狭山丘陵1209-5_1.jpg



















これもSさんが見つけた「コウモリガ」の巣。
この道はいつも通っていたが全く気付かずにいた。
すでに羽化して中には蛹殻が見える。

普段一人で歩いているので、やはりプロの方々と一緒だと目の付け所がとても勉強になる。
ここにあげた他にも、今まで見つけられなった虫やその痕跡がたくさん見つかった。
こんな機会はそうそうないが、また機会があれば是非ご一緒させていただければと思う一日だった。
狭山丘陵1209-6.JPG



















2017年12月9日 埼玉県、東京都 チョウ目アゲハチョウ科 アオスジアゲハ、ハチ目アシブトコバチ科 アシブトコバチ.sp、カマキリ目カマキリ科 ムネアカハラビロカマキリ、チョウ目シャクガ科 ヒメカギバアオシャク、コウモリガ科 コウモリガ

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陽が差すと暖かい! [季節]

朝晩とても寒くなってきたが、昼は晴れて陽が差せばとても暖かい!

多くの草は褐色に色変わりした中、「イヌタデ」のピンク色が鮮やかだ。
アカマンマとも呼ばれ、昔子供たちがままごとに使ったという。
イヌタデ1113_1.jpg



















日陰でヌカキビの穂にとまって寒さにじっと耐えているようにも見える「ヤマトシジミ」。
幼虫の食草のカタバミの花も少なくなってきた。
もう少し辛抱すればここにも陽が当たる。
ヤマトシジミ1113_1.jpg



















日向では「キタテハ」が日差しをいっぱいに受けていた。
こういった光景が見られるのもあとどれくらいだろうか?
キタテハ1113_1.jpg



















2017年11月13日 東京都 ナデシコ目タデ科 イヌタデ、チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ、タテハチョウ科 キタテハ

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初冬の谷戸をぶらり [季節]

11月も中旬に入るとさすがに寒さが増してきた。
こうなるとターゲットも絞られてくる。
目的なしに谷戸をぶら~り。

この日あちこちで見られた「アキアカネ」。
この時期に?と思ったが交尾している個体が多く見られた。
ここ数年、谷戸では水不足で田んぼに産卵しても厳しい状況なのだが。
アキアカネ1113_1.jpg



















気温が上がっていない日陰では「ヤマトシジミ」がヌカキビの穂にとまっていた。
活動するにはまだ寒いのだろう。
ヤマトシジミ1113.JPG



















陽の当たる場所では「キタテハ」が光を浴びて温浴中。
近づいても逃げないのでじっくりと。
キタテハを以前撮ったのは4月だった。


寒さに強いアキアカネ、今年はいつまでその姿が見られるだろうか。
幼虫越冬のヤマトシジミはそろそろ。
成虫越冬のキタテハはまた小春日和に!

キタテハ1113.JPG




















2017年11月13日 東京都 トンボ目トンボ科 アキアカネ、チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ、タテハチョウ科 キタテハ


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ロープ柵の上で [季節]

10月31日、アオクチブトカメムシを撮影した際に、カメムシの足元に「コミミズク」の幼虫がいるのを見落としていた。
で、翌日探しに行ってみた。
流石に同じ場所にはいなかったものの、少し離れたロープ柵の縦杭の割れ目で見つけることが出来たが同じ個体かはわからない。
これからの時期、柵のロープや木柵の上でよく見られる。
腹部の淡いエメラルドグリーンが綺麗なのだが、位置が悪く見るのは断念した。
コミミズク1101_1.jpg



















ロープの裏側に赤いものがチラリと見えた。

歳のせいだろうか?

チラリズムには惹かれる!
ワカバグモ1101_1.jpg



















指で突いて出てきたのは、「ワカバグモ」だった。
若葉色だからワカバグモだが、赤い脚が目を惹く。
冬に落ち葉をめくると越冬している個体をよく見かける。
ワカバグモ1101-2_1.jpg



















この時期よく見られるのが「クヌギカメムシ」の仲間だ。
こちらもワカバグモと同じ黄緑と赤の配色。
秋が深まると体や脚に赤みが強まるのは、前出のアオクチブトカメムシと同じだ。
クヌギカメムシの仲間1101-1_1.jpg



















クヌギカメムシの仲間にはクヌギカメムシとヘラクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシがいる。
クヌギカメムシは気門が黒いので判別できるがヘラとサジのオスは交尾器を見なければわからず、メスは外見では判別不能だ。
これは気門が黒くないのでサジかヘラだがそれ以上はわからない。
それにしても、腹端に着いているのは何だろう?
普通見る個体はこんなものは付いていない。
相手の交尾器の一部なのだろうか?
クヌギカメムシの仲間1101-2_1.jpg



















2017年11月1日 東京都 カメムシ目ヨコバイ科 コミミズク、クモ目カニグモ科 ワカバグモ、カメムシ目クヌギカメムシ科 クヌギカメムシ.sp

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巣が見つけやすい季節 [季節]

今日は立冬、暦の上では今日から冬だが暖かかった。
いよいよ落葉樹は葉をカラフルに彩って今年最後の煌びやかな衣装を纏う。
既に葉を落としている木々が目立ち始めると、今年作られた鳥たちの巣があちこちで見つかる。

人が歩くすぐそばのウメの木もすっかり葉を落とした。
何気に見るとおやっ、こんなところに、枝の根元に鳥の巣があった。
鳥の巣1101-1_1.jpg



















葉が茂っている時にはここに巣があるとは誰も気付かなかっただろう。
大きさや使っている枝の太さなどからヒヨドリの巣ではないかと思うが。
ヒヨドリは天敵のカラスなどからヒナを守るため、人の近くで営巣するそうだ。
鳥の巣1101-2_1.jpg



















田んぼの脇を歩いているとオギの群落に褐色の球がぶら下がっていた。
カヤネズミの球巣だ。
ここまで目立つのは誰かがオギの中から引っ張り出したのではと思われた。
カヤネズミの巣1031-1_1.jpg



















公園では毎年カヤネズミの巣の数を調査しているが調査でこうなったのだろうか?
それにしてもよくも巧みにこんなに丸い巣を作るものだと感心する。
カヤネズミの巣1031-2_1.jpg





























2年前の初夏に巣を見つけて近づいたら、中からカヤネズミが飛び出て逃げて行った。
しっぽを巧みに草に絡ませて見事な走りっぷりだった。
以前、井の頭自然文化園で展示されていたカヤネズミとカヤネズミの巣を見た。
ススキの穂で作られた巣から顔を出すカヤネズミ。
自然界ではこういった光景はなかなか見ることが出来ないだろう。
カヤネズミ_1.jpg






















2011年、2017年10月31日、11月1日 東京都 ネズミ目ネズミ科 カヤネズミ

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実と虫 [季節]

ウワミズザクラやヤマウルシなどがオレンジ色にクヌギも色変わりをはじめ雑木林がカラフルな装いに変わって来た。
林縁を歩いていても色とりどりの実が目立つ。

今年は見る機会が多い「アオツヅラフジ」の青い実。
以前に里山のアンモナイトと書いた。
ブドウのようで美味しそうだが・・・。
アオツヅラフジ1031_1.jpg



















赤い実はたくさんあるが「サルトリイバラ」の実は大きくて存在感がある。
まるでセスジツユムシの触覚の先に実っているよう。
サルトリイバラ1031_1.jpg





























ようやく綺麗な紫色になった「ムラサキシキブ」。
実の奥にもう冬芽が顔を出していた。
秋と冬の主役たち。
ムラサキシキブ1031_1.jpg



















「マユミ」のピンク色の実が裂開して中から赤い種子が顔をのぞかせていた。
綺麗に開いた実はないかと探していたら、枝に「ツマグロヒョウモン」がお休み中。
ここなら敵にも見つかりにくいだろう。

帰って写真を確認すると下の実の上に淡いピンク色の幼虫がいた。
ノメイガの仲間の幼虫のようにも見えるが、調べてもわからなかった。
ツマグロヒョウモン1031_1.jpg





























2017年10月31日 東京都 

キンポウゲ目ツヅラフジ科 アオツヅラフジ、ユリ目サルトリイバラ科 サルトリイバラ、シソ目シソ科 ムラサキシキブ、ニシキギ目ニシキギ科 マユミ、バッタ目ツユムシ科 セスジツユムシ、チョウ目タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン

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雑木林も色付いて [季節]

台風一過、暑いくらいの陽射しだった。
木枯らし1号も吹いて冬の足音が聞こえてくるようだ。
夜になって一気に気温が下がって寒い寒い!

数日前の雑木林。
コナラやアオハダの葉も緑から黄色に色変わり。
雑木林1027_1.jpg



















足元の木道には落ちたクヌギの葉のそばに「セスジツユムシ」のメスがいた。
いよいよ虫の数が減って来た。
セスジツユムシ1027_1_1.jpg



















2017年10月27日 埼玉県 バッタ目ツユムシ科 セスジツユムシ







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秋 色を楽しもう! [季節]

雨上がり、地面で見つけたビビットな赤。
キノコかと思ったが、ゴンズイの裂開した実だった。
既に黒い種子は落ちてなくなっていた。
赤いクローバーみたい!
ゴンズイ1027_1.jpg



















こちらでは綺麗な紫色の豆の鞘。
毎年この色を見るのを楽しみに探しているノササゲ。
裂開してくるくるっとした鞘も面白い。
これから秋が深まれば、もっとたくさんの自然色が目を楽しませてくれる。
ノササゲ1027_1.jpg



















2017年10月27日 東京都 クロッソソマ目ミツバウツギ科 ゴンズイ、マメ目マメ科 ノササゲ

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湿地周りを歩く [季節]

昨年の台風で土砂が流入して水みちが絶たれ、半年ほど干上がった状態が続いた5つ並んだ湿地。
それでも2か所では地下から水が湧き出て僅かながら水環境が維持された。
希少種のトンボも生息しているため出現種を時折確認してきた。
初夏には無事ヨツボシトンボを見ることが出来たが、例年多いアジアイトトンボは激減した。
この日も1頭のメスを確認したのみで今後が心配だ。


湿地周りを歩くと、足元から飛び出した「クサキリ」の褐色型のメス。
同じ仲間のクビキリギスもいるが、頭頂の尖りで見分けは容易。
クビキリギスの特徴は赤い口だが、クサキリの中にも口が赤いものがいるので頭頂の識別が確かだ。
クサキリ0913_1.jpg





























草にぶら下がった「コカマキリ」。
クサキリはさすがに獲物としては大きすぎるだろう。
コカマキリ0913_1.jpg





























体は他のカマキリに比べて小さく華奢だが、小さな虫たちにとっては脅威の存在だろう。
コカマキリ0914_1.jpg



















草の上を独特の動きで飛ぶ「キイトトンボ」を見つけた。
キイトトンボも数は減ったと思われるが、アジアほどではなくこの夏林縁でそこそこの数が見られたのでちょっと安心。
夏以降、水みちも復旧したので、今後トンボたちの力に期待し見守るしかないな。
キイトトンボ0914.JPG



















隣の谷戸の湿地では、「コウヤワラビ」が胞子葉を展開していた。
コウヤワラビ0914_1.jpg





























2017年9月13,14日 東京都、埼玉県
バッタ目キリギリス科 クサキリ、カマキリ目カマキリ科 コカマキリ、トンボ目イトトンボ科 キイトトンボ、ウラボシ目オシダ科 コウヤワラビ

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先週の田んぼで [季節]

秋雨前線が活発でこのところ天気が不安定。
折角の休みも雨で休息。
なので先週晴れた日に田んぼで撮った生きもの。

首が垂れてきた稲では「ハネナガイナゴ」。
相変わらずの数の多さ、稲の子とはよく言ったものだ。
ハネナガイナゴ0830_1.jpg



















稲の中で休憩中の「ウスバキトンボ」。
こちらも数が多く、そろそろピークだろうか。
南から北へ、片道切符の旅をするトンボ。
ここにいるのはいったいどこ生まれなのだろう?
ウスバキトンボ0830_1.jpg





























ため池のオギの葉裏にトリフンこと「トリノフンダマシ」の母さんを見つけた。
産んだまぁるい卵のうが一つぶら下がっていた。
これでオオトリノフンダマシ、シロオビトリノフンダマシと今シーズン3種確認だ。
さて、この母さんは後いくつ産んでいつまで見守っているのかたまに見に来よう!
トリノフンダマシ0830-1_1.jpg





























2017年8月30日 東京都 バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ、トンボ目トンボ科 ウスバキトンボ、クモ目ナゲナワグモ科トリノフンダマシ

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