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ウスタビガに寄生したものは? [自然]

雑木林のイロハモミジの枝先にヤマカマス、ウスタビガの繭を見つけた。
今の時期はすでに羽化してもぬけの空だが、持つとずっしりと重い。
何かいるな?
職場に持ち帰って繭を開いて見たら小さな蛆虫が転げ出て、さらに数匹が見えた。
皆、恐らく食い尽くしたであろう蛹と繭の間に留まっているようだ。
ウスタビガ寄生0218-1_1.jpg



















転げ出た1匹を見ると はて、これはハエかハチか?
知識が無く幼虫では判断が付かないので、開いた繭を閉じて何が出てくるか経過観察をすることに。
開いてしまった事が羽化に影響するかちょっと心配だが、まぁ待つとしよう。

*昆虫写真家 新開孝さんから「ヒメバチの一種ではないか。以前エゾマツフシオナガヒメバチが寄生していたことがありますが、10匹前後が共同繭を作っていた」とのコメントをいただいた。
ウスタビガ寄生0218-2_1.jpg



















以前に繭の一部を食い破ったまま死んでしまったハチは大きくて一つの繭に1頭だった。
ウスタビガ寄生-3_1.jpg



















2017年2月18日、2013年4月12日 東京都
RICOH WG-4、EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

丘を歩くと [自然]

小高い丘をじっくりと歩いた。
いつも行かない場所まで足を伸ばしてみると、林縁にハチの巣箱が3つ並んでいた。
どの巣箱もすでにハチはいなかったが、ここで養蜂を行っていたのだろうか。
ハチたちがここで活動しているところを見てみたいものだ。養蜂1013.JPG




















この日は曇りで、まだ午後3時だというのに飛んでいるチョウはいない。
草はらを見渡すと、コセンダングサの花の上に「ヤマトシジミ」がいた。
ヤマトシジミ1013_1.jpg





























眠りについているのか近寄っても全く逃げないので近距離でアップを撮って見た。
眼がこちらを見ているようだが、これはあのカマキリの眼と同じ擬瞳孔。
実際こちらを見ているのではないのだが、そのように見えるのが面白く愛嬌を感じる。
ヤマトシジミ1013-1_1.jpg





























道端に初めて見る植物を見つけた。
コミカンソウかと思ったが、調べると外来種の「ナガエコミカンソウ」のようだ。
名前の通り、枝に小さなみかんがたくさんなっているみたいで面白い。
本来は高さが50-100cmほどになるようだが、刈られて丈が低いのだろう。
ナガエコミカンソウ1013_1.jpg



















2016年10月13日 埼玉県
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ
キントラノオ目コミカンソウ科 ナガエコミカンソウ

CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM、EOS50D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM


スズクサの丘の草はらで [自然]

スズクサが刈られてしまった丘を歩いてみた。
ここはあたりが見渡せる高台にある丘で、そのてっぺんにはベンチとエノキだったかケヤキだったかシンボルツリーがある心地の良い場所。
定期的に草刈りがされるお蔭でベンチが利用できるのであって、草刈りがされないと草ぼうぼうでそうはいかない。
そうしてここの風景や人の利用、生きものたちの営みが保たれてきたと思う。
ウマノスズクサやジャコウアゲハも。

そんな草はらのコセンダングサで見つけた「ナナホシテントウ」。
頭隠してそれ以外隠さず、これでも隠れているつもりなのか?そんな気はないのか?
ナナホシテントウ1013_1.jpg





























低い草の葉上にはカメムシの仲間の初令幼虫が群れていた。
赤にオレンジ色の斑が特徴的だが、さて何カメムシか?
カメムシ幼虫1013.JPG



















葉からぶら下がった小さな蛹。
きっと蛾の蛹だと思うが、糸で綴られた繭から何らかの理由で出てしまったのだろうか?
逆さに見れば口を一文字に結んで怒った顔か、口を髭に見立てて笑った顔か。
無事羽化できるといいな!
蛹1013_1.jpg





























2016年10月13日 埼玉県
コウチュウ目テントウムシ科 ナナホシテントウ
CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM

台風9号の被害 [自然]

先日の台風9号は局地的に大きな被害をもたらした。
この地では過去に例のない大雨が降り、あちこちで土砂崩れや家屋の浸水が起きた。
私の知る限り、死者が出なかったことは不幸中の幸いだ。

いつも通っていた谷戸でも林縁の土砂が崩れ、小川を飲み込んで湿地に木々が倒れ込んだ。
写真の左ほぼ1/3の木々は根こそぎ倒れ、湿地の中のいくつかは流れ込んだ土砂で埋まってしまった。
ここでは希少な昆虫たちの姿が見られるが、今後どう復旧するのだろうか?
土砂崩れ0825_1.jpg



















そんな状況でも湿地周りを歩くと、色々な虫たちが飛び出した。
辺りをじっと見てみると、草の根元でじっとしていた「モンキチョウ」。
すぐそばまで近寄っても全く逃げない。
モンキチョウ0825_1.jpg



















年に2化する「カノコガ」、2化目のメスも葉裏でじっと動かずにいた。
黒の体とオレンジの紋のコントラストが美しい。
カノコガ0825_1.jpg



















葉上で見つけた「オンブバッタ」のメス。

遺骸は見られないが、今回の風雨でたくさんの虫たちが命を落としたに違いない。
自然の驚異は生き物全てを飲み込んでそれにはだれも抗えない、人も・・・。
今回の台風は、身近にそのことを考えさせる大きなものだった。

また、大きな台風がやって来る。
気を引き締めねば!
オンブバッタ0825_1.jpg



















2016年8月25日 東京都
チョウ目シロチョウ科 モンキチョウ、ヒトリガ科 カノコガ
バッタ目オンブバッタ科 オンブバッタ

CANON EOS50D EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM/Kenko TELEPLUS MC4、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内蔵ストロボ


小諸高原美術館 [自然]

先日、小諸高原美術館で開催されているSSPの海野会長の写真展に行ってきた。
早く着きすぎたので、美術館のある飯綱山公園を散策。
高台にある美術館周辺からの眺めは格別。
飯綱山公園0809_1.jpg



















草はらから無数のキリギリスの鳴き声が聞こえるが、まったく姿を見つけることが出来ない。
目と耳の衰えに本当にかなりショックだ!

歩いているとか細いトンボがいくつも目の前を過ぎる。
「オツネントンボ」のようだ。
オツネントンボ0809_1.jpg



















無数のウスバキトンボが飛ぶ中で、草にとまっていたのは「ナツアカネ」。
アキアカネかと思っていたが、写真を見たらナツだった。
ナツアカネ0809-1_1.jpg



















この日は真夏日でとにかく日差しが強く、ナツアカネもオベリスク。
ナツアカネ0809_1.jpg





























こんな開けた草はらで見られるのではないかと思っていたら、足元から飛び去った「ジャノメチョウ」。
なかなか止まってはくれないが、この日は偶然、アザミに吸蜜に訪れているのを見つけた。

写真展は同時開催している生き物写真リトルリーグも含めてじっくり堪能させていただいた。
私の持っているカメラでは簡単に深度合成は出来ないが、そのリアルさに考えさえられた。
ジャノメチョウ0809_1.jpg



















2016年8月9日 長野県
トンボ目アオイトトンボ科 オツネントンボ
トンボ目トンボ科 ナツアカネ
チョウ目タテハチョウ科 ジャノメチョウ
CANON EOS50D EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


君はハチなのか?ムネグロメバエ、キイロモモブトハバチ [自然]

以前に見かけた虫たち。
イボタの花のそばにとまっていたのは色的にコアシナガバチ?と一瞬思ったがどうも違う。ムネグロメバエ1_1.jpg























長い触角が特徴的だが今まで見たことのない虫だ。
こんなハチは知る限りいない、翅が2枚で平均棍があるのでハチに擬態したハエで探してみると「ムネグロメバエ」に行きついた。ツチバチの仲間に寄生するらしいが、この姿はやはりハチに擬態しているのだろうか?
確かに見つけた時に私に一瞬ハチかと思わせたのが、この種の進化の本質なのだろう。
ムネグロメバエ2_1.jpg






















園路上に真っ赤な腹を見せてひっくり返っている虫がいた。
大きさと色からこんなところにクロゴキブリかと不思議に思い、落ちていた枝でひっくり返してみたところゴキブリではなかった。
キイロモモブトハバチ1_1.jpg






















その姿からハチかと思ったが、これも今までに見たことのない虫。
毒々しい腹部の赤と黒色に目立つ黄色を見ると本能的にヤバイと思ってしまった。
図鑑で調べるとどうやら「キイロモモブトハバチ」という種らしい。
知っているハバチの仲間は比較的小さい種が多く、とてもハバチの仲間とは思えなかった。
幼虫はハンノキの葉を食べるようで、確かに近くに小さいがハンノキ林があった。
大きさと色からスズメバチに似ていないでもないなぁと思ったのだった。
キイロモモブトハバチ2_1.jpg






















2016年 東京都
ハエ目メバエ科 ムネグロメバエ
ハチ目ハバチ科 キイロモモブトハバチ  RICOH WG-4


僅かな光に [自然]

アキアカネを探して田んぼに行ってみると、タイミングよく空が明るくなってきた。
クズの葉の上では翅の傷んだ「ヒカゲチョウ」が開翅していた。
ヒカゲチョウ0628_1.jpg



















「ヤマトシジミ」も田んぼ脇の草地のシロツメクサを飛び回って翅を開いて蜜を吸っている様子。
ヤマトシジミ0628_1.jpg



















「イチモンジセセリ」もシロツメクサの葉上でまったり。
イチモンジセセリ0628_1.jpg



















スジグロシロチョウ「モンシロチョウ」はオギにとまって微動だにせず。
近寄っても全く逃げない。
※Oさんからご指摘をいただき訂正いたしました。ありがとうございました。
スジグロシロチョウ0628_1.jpg





























少しするとまた雲が完全に太陽を隠してしまうと、今までいたアキアカネやチョウたちはすっかり姿を消してしまった。
みんないったいどこに行ったのだろうか?
探せど見つからない。
唯一姿を見せていたのは「マメコガネ」。
暗くなりシャッタースピードが手持ちでは厳しかったので、ISOを4000まで上げたがまぁこのサイズなら何とか見られるかな。
どのサイズならどこまでISOを上げても許容できるか、確認しておきたいものだ。
マメコガネ0628_1.jpg





























2016年6月28日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ヒカゲチョウ
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ
チョウ目セセリチョウ科 イチモンジセセリ
チョウ目シロチョウ科 スジグロシロチョウモンシロチョウ
コウチュウ目コガネムシ科 マメコガネ                CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM  


地味でマイナーですが何か・・・・ [自然]

イボタノキの葉を集団で食い荒らす幼虫時代は地味な嫌われ者だが、蛹や成虫は幼虫からは想像出来ない美しさ。
糸のゆりかごの中の蛹の主は「ホシシャク」。
白地に黒と黄色のコントラストとデザインが素晴らしい!
ホシシャク0608_1.jpg



















葉上に見つけた「ハムシダマシ」。
地味なうえに名前の命名も何か他になかったのか?
科の名前もゴミムシダマシ科とはさらに辛い。
ゴミムシとハムシをだますとは、つい同情して目を向けてしまう虫の1種!
ハムシダマシ0608_1.jpg



















2016年6月8日 東京都
チョウ目シャクガ科 ホシシャク
コウチュウ目ゴミムシダマシ科 ハムシダマシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

似た色の不思議! [自然]

イヌムギの小穂に小さな小さな「ササキリ」の幼虫がいた。
成虫は緑色の体だが、幼虫は黒とオレンジ色。
ササキリ0612_1.jpg



















少し歩いたコナラの樹液に来ていた「チャイロスズメバチ」。
このスズメバチの体色も、黒とオレンジ色。
偶然か?
自然界では黒とオレンジ、黄色は危険色。
ササキリはこのか弱い幼虫に、進化の過程で親とは似つかわぬ危険色を纏わせたのだろうか。
チャイロスズメバチ0612_1.jpg



















2016年6月12日 東京都
バッタ目キリギリス科 ササキリ
ハチ目スズメバチ科 チャイロスズメバチ        CANON EOS7D SIGMA17-70mm

草の中の小さな世界 [自然]

昨日湿地に出かけたが、あいにくの曇り空で期待したトンボたちの姿も見られない。

湿地脇の草の中にしゃがんでじっと周りを見渡すと、青い輝きが。
「アジアイトトンボ」のオスの眼後紋だった。
アジアイトトンボ0510-1_1.jpg


















未成熟なメスのオレンジ色も淡い草色の中で目立っていた。
アジアイトトンボ0510-2_1.jpg


















背後から飛んで来て目の前にとまった薄い黄色と黒色のお洒落な蛾「キマダラコヤガ」。
大きければ人気が出そうだが、頭から翅の先まで1cmほどと小さい。
キマダラコヤガ0510_1.jpg



























草のてっぺんには「ハラビロトンボ」のオス。
以前からいたもののそれほど数は多くなかったのだが、ここ数年かなり増えてきた。
ハラビロトンボ0510_1.jpg


















草陰からこちらの様子をうかがっていたのは「ヒメギス」の幼虫だった。
1cmに満たないほどでまだまだ小さいが、歩けば目立つほど数は多い。

たまには草むらの中をじっくり眺めるのも時間を忘れるほどに楽しい!
ヒメギス0510_1.jpg



























2016年5月10日 東京都
トンボ目イトトンボ科 アジアイトトンボ
チョウ目ヤガ科 キマダラコヤガ
トンボ目トンボ科 ハラビロトンボ
バッタ目キリギリス科 ヒメギス
CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM