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もう一度 ウマノオバチ [ハチ目]

先日、例年になくウマノオバチを複数確認したのでもう一度最初に見つけたクリの木を見に行った。
この日もこの木の周りでたくさんのウマノオバチを見ることが出来た。
クリの葉にとまっているのを見ると体の7倍を超える長い産卵管が本当に不思議で面白い!
ウマノオバチ0502-3_1.jpg





























少し観察していると、腹を曲げて脚で産卵管を手繰り寄せ掃除でもしているのだろうか?
ウマノオバチ0502-4_1.jpg





























全部で6頭を数え、そのうち幹にとまっていた個体。
何枚か撮った時に、左の穴の中の触角に気付いた。
ウマノオバチ0502_1.jpg





























穴の中を覗いて見ると、やはりいた。
いったい何をしているのだろう?
この木の周りに多いことから、ここから羽化してきたのか、それともこの穴に産卵に集まっているのだろうか?
ウマノオバチ0502-1_1.jpg





























少しすると穴から出てきたが、幹にいた個体と比べると大きさがかなり違う。
どちらもメスなので、幼虫時の栄養による個体差なのだろう。

気になって今日もまたここに行ってみると、穴の中に産卵管を入れているものがいた。
近づいても逃げないので、ハチには悪いが産卵管を少し引っ張って見た。
しかし産卵管の先が何かに引っかかっているのか、まったく動かず出てこない。
ひょっとしたら産卵していたのかもしれない。
ウマノオバチ0502-2_1.jpg



















2018年5月2日 東京都 ハチ目コマユバチ科 ウマノオバチ

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産卵管が長ぁ~い ウマノオバチ [ハチ目]

早っ、4月も終わり5月に入った。
テレビのニュースではクールビズが流れ、季節の変わり目を感じさせる。
確かに今日は、真夏のような暑さだった。
そんな日、初夏を感じさせる鳥たちの声、ボーボー♪というツツドリ、焼酎一杯クイー♪と聞こえるかどうか?センダイムシクイ、尾根道ではハルゼミの声も今年初めて聞いた。

この時期、ぜひ見たいと思っているのが「ウマノオバチ」だ。
体の何倍もある長い産卵管をどのように使うのかその場面を見てみたいが、個体自体も見つからないのでそれはなかなか叶わない。
今までこのハチを狙って歩いても見つかったためしがない。

昨日、チョウの調査をしていた時に偶然ウマノオバチに出会った。
まぁ、そんなものである。
ウマノオバチ0430_1.jpg






















早々出会う機会はないと思っていたが、今日も別の場所で見つけた。
今が発生シーズンなのだろう。

シロスジカミキリの幼虫に寄生するといわれるが、以前神奈川県立生命の星・地球博物館の渡辺氏に聞いたところこのハチはシロスジカミキリよりミヤマカミキリを宿主とする例が多いとの話を伺った。
確かに知り合い方のクリ林で、木を伐ったらウマノオバチがたくさん出てきてその宿主はミヤマカミキリだったことが幾度かあった。
fieldではシロスジカミキリはそこそこ見られるが、ミヤマは少ない。
ミヤマカミキリが増えればこのハチに出会う機会も増えるかも・・・。

一度は産卵シーンを見てみたいものだ!
ウマノオバチ0501_1.jpg





























2018年4月30日、5月1日 東京都 ハチ目コマユバチ科 ウマノオバチ

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ウグイスカグラの蜜を集める小さなハチ [ハチ目]

ウグイスカグラでイチモンジチョウの幼虫を探していたら、脚に花粉団子を付けている小さなハチが蕾にやって来ていた。
ほとんどの花が終わった中で、まだ蕾や咲いている花が僅かにある。
ウグイスカグラヒメハナバチ0412-1.JPG



















ウグイスカグラの花にだけやって来るハナバチの仲間、ウグイスカグラヒメハナバチ(コガタホオナガヒメハナバチ)だろう。
この花専門ということはこの花が終わったらどうするのだろうか?
成虫はこの花の開花時期だけの命なのか?

虫たちの世界、知れば知るほど様々な疑問が次々と・・・。
まったく、この世界は果てが無い いつまで探究心が続くだろうか?
ウグイスカグラヒメハナバチ0412-2.JPG



















2018年4月12日 東京都 ハチ目ヒメハナバチ科 コガタホオナガヒメハナバチ(ウグイスガクラヒメハナバチ)


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ホウネンタワラヒメアメバチの繭 [ハチ目]

葉の上にあった繭。
その模様から「ホウネンタワラヒメアメバチ」の繭に違いないと思われたが、今まで見たものはすべて糸で吊るされていた。
しかしこの繭は葉の上に固定されていてビックリ。

同行くださっていた昆虫写真家のSさん曰く、このように直接葉に付くものも多くあるとのことで目から鱗だ。
なるほどここには同じように葉上に付いた他の繭も見つかった。
この場合寄生した相手はどこに?確認するのを忘れた・・・。

これはこうという固定観念は拭い去らなければならないと思ったのだった。
ホウネンタワラヒメアメバチ1209_1.jpg



















今までよく見てきた糸で吊るされた繭。(2010年10月)
ホウネンタワラヒメアメバチ_1.jpg



















2017年12月9日 埼玉県 ハチ目ヒメバチ科 ホウネンタワラヒメアメバチ


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キツネノマゴにハラアカヤドリハキリバチ [ハチ目]

今の時期、キツネノマゴの群落が開花して様々な虫たちが集まっている。

最も多いのはセセリチョウの仲間だろうか?

その中で、お尻の赤いハチ「ハラアカヤドリハキリバチ」がいくつかやって来ていた。

ハラアカヤドリハキリバチ0830-1_1.jpg



















少し前にはメハジキの花を訪れていたが、メハジキがほぼ終わりとなりキツネノマゴに来ているようだ。
以前はハラアカハキリバチヤドリと呼ばれていたが改名された。
どちらも長く舌を噛みそうで、覚えにくい・・・。
ハラアカヤドリハキリバチ0830-2_1.jpg



















2017年8月30日 東京都 ハチ目ハキリバチ科 ハラアカヤドリハキリバチ

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クビキリギスの幼虫を狩った クロアナバチ [ハチ目]

田んぼの小川脇の草の上を飛び交っている黒く大きなハチが目に付いた。
少し前、オオハヤバチが同じようにしてセスジツユムシの幼虫を見事に仕留めていたのを見ていたので、今回もしばらくの間様子を観察してみた。
おおよそ2mの範囲の草の中を丹念に飛び回り約10分少し経っただろうか、獲物の触覚を掴んで葉の上に現れた。
捕まったのはクビキリギスメスの幼虫で、ハチは「クロアナバチ」だった。
昨年もこのハチがクビキリギスの幼虫を捕まえているのを撮ったことがあった。
クロアナバチ0830-1_1.jpg



















既にクビキリギスの幼虫はぐったりして微動だにしない状態だ。
ハチはしきりにクビキリギスの頭部と胸部の間に顎を差し込んでいるが、いったい何をしているのかわからない。
もう少し近くで見たいと1歩足を踏み込むと、こちらに気付いて飛び上がりぐんぐん上昇して見えなくなってしまった。
いったいどれだけの高さまで行ったのかとちょっと驚いた。

今回見ていて、それほど広い範囲ではない場所を時間をかけて探し回り獲物を見つけていた。
彼、いや彼女は、どうやってクビキリギスを見つけたのだろう?
視覚、嗅覚?
最終的には視覚だと思われるが、ある範囲に獲物がいることがわかっていてそこを集中的に探索していたように見えた。
視覚以外に何らかのセンサーが働いていると思わずにいられないのだが、それが何だかわからない・・・。
クロアナバチ0830-2_1.jpg



















2017年8月30日 東京都 ハチ目アナバチ科 クロアナバチ、バッタ目キリギリス科 クビキリギス

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セスジツユムシの幼虫を狩った オオハヤバチ [ハチ目]

ササの上をかなりのスピードで飛んでいる黒っぽいハチを見つけた。
見ていると葉上を飛んだり葉の中に潜ったりと忙しく飛び回っている。
何かを探していることは間違いないがさて何を探しているのか?と少し様子を見ていた。
するとササの葉の中から緑色のものを抱えて出てきた。
イモムシかとよく見ると、セスジツユムシの幼虫のようだ。
オオハヤバチ0820-1_1.jpg






















見たことのないハチなので調べると「オオハヤバチ」(別名トガリアナバチ)という狩りバチだった。
土の中に多房巣をつくり、バッタ、キリギリス、ツユムシなどを幼虫の餌として狩るようだ。
見ていたほんの数分で獲物を見つけるその技は、さすが狩りのプロだ。
オオハヤバチ0820_1.jpg






















2017年8月20日 東京都 ハチ目ギングチバチ科 オオハヤバチ(トガリアナバチ)

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昆虫酒場のチャイロスズメバチ [ハチ目]

昆虫酒場を見回っていると、スズメバチが多く見られるようになってきた。
その中で例年になく多いのが「チャイロスズメバチ」だ。
多くのスズメバチが黄色と黒の装いだが、この種だけは唯一赤と黒。
背中の模様は個体によって異なる。
チャイロスズメバチ0805-1_1.jpg



















少しするともう1頭がやって来た。
出逢ったスズメバチの同じ巣の仲間同士は口移しで栄養交換するそうだ。
これが異なる巣のワーカーだったら戦いになる。
チャイロスズメバチ0805-2_1.jpg



















近くの樹液に頭を突っ込んでいるカナブンに2頭で襲い掛かり酒場を独占したいようだ。
体にまとわりついてあちこちを攻撃しているように見える。
チャイロスズメバチ0805-3_1.jpg



















しかしよく見ると武器の毒針は使っていないようで本気で相手をやっつける気はないようだ。
さすがに2頭に攻められて、カナブンも一目散に逃げて行った。
それぞれの酒場でいろいろなドラマがあり面白い!
チャイロスズメバチ0805-4_1.jpg



















2017年8月3日 東京都 ハチ目スズメバチ科 チャイロスズメバチ

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今年初認 チャイロスズメバチ [ハチ目]

午前中は晴れていたものの午後から雷鳴が轟き、やがて激しい雨となった。
都心ではヒョウが降ったようだが、こちらはそこまでではなかった。
久しぶりの雨に田んぼも生き物たちにも恵みの雨になっただろう。

晴れていた午前中、ますます数が増して賑やかだった「ニイニイゼミ」。
このあたりではハルゼミに続いて2番手だが、既にヒグラシ、ミンミンゼミ、アブラゼミの鳴き声も聞かれ、まだ鳴き声を聞いていないのはクマゼミとツクツクボウシ。クマゼミは稀なので聞かれるかどうか。
ニイニイゼミ0718.JPG






















また、見かけた「ノコギリカミキリ」のメス。
今年は遭遇する機会が多い。識別点を確認したところどうやらニセノコギリカミキリではないようだ。
ノコギリカミキリ0718.JPG






















コナラの窪みの樹液に頭を突っ込んでいたのは今年初認の「チャイロスズメバチ」。
狂暴なキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取って羽化してきたワーカーたちを奴隷として搾取する興味深い生態を持ったスズメバチだ。
すぐそばまでカメラを寄せてもお構いなしで樹液に夢中だった。
取り巻きはクロヒカゲだが、近付けずチャイロスズメバチがいなくなるのを待っているようだった。
チャイロスズメバチ0718.JPG






















2017年7月18日 東京都
カメムシ目セミ科 ニイニイゼミ、コウチュウ目カミキリムシ科ノコギリカミキリ、ハチ目スズメバチ科チャイロスズメバチ、チョウ目タテハチョウ科クロヒカゲ

久しぶりのウマノオバチ [ハチ目]

少し前の雨の日、こんな日は虫は見つからないなと歩きながらふと草の上を見ると黒いものが目に入った。
よほど大きいものでないと、もう裸眼では見えなくなってしまった。
だから小さい虫はよほどでないとターゲットにならない。
この虫、老眼鏡をかけて見るとここ数年見つけられないでいた「ウマノオバチ」だった。
産卵管の長さは約40cm弱くらいだったろう。
ウマノオバチ0513-1_1.jpg






















神奈川県の知人の山では伐採したクリの木の中から数多くのウマノオバチが発生し、神奈川県立生命の星・地球博物館に資料として提供したと聞いていた。
先日、神奈川県立生命の星・地球博物館の学芸員渡辺氏と話をした際に、知人からウマノオバチを預かったのは渡辺氏だった。世間は狭いものだ。

氏によるとウマノオバチの宿主はほとんどがミヤマカミキリで、ヒメウマノオバチはキマダラヤマカミキリだそうだ。
狭山丘陵で私が知る限りミヤマカミキリは少ないので、ウマノオバチも見る機会が少ないのかもしれない。
一方キマダラヤマカミキリは比較的よく見る種であり、従ってヒメウマノオバチもそうなのだろう。
宿主が少なければ寄生種も少ない、当たり前といえば当たり前の話だ。
ウマノオバチ0513-2_1.jpg






















2017年5月13日 東京都
ハチ目コマユバチ科 ウマノオバチ  RICOH WG-4