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異国の地で ウスグモスズとアオマツムシは何を語る? [バッタ目]

葉の上にいたのは、コオロギの仲間の「ウスグモスズ」とマツムシの仲間の「アオマツムシ」。
共に幼虫かと思ったが、撮った写真を見るとウスグモスズはメスで既に成虫になっていた。

blog既出のアオマツムシは、明治時代に中国からやって来た外来種。初めて確認されたのは東京赤坂の榎坂とされている。今では高速道路を拠点に各地へ拡散し、日本古来の虫の音を凌駕して独占している感がある。

一方のウスグモスズは1960年代に東京都で確認されており、こちらも1970年渋谷区の標本で新種として記載されたようだ。ただし、原産地は不明でいまだにどこからやって来たのかわからない・・・。
アオマツムシと対照的に鳴かないコオロギとして知られている。

秋の夜長を席巻するアオマツムシと、沈黙のウスグモスズ。
故郷を離れた異国の地でお互い何を思い、同じ葉上で顔を合わせて何かを語っているのだろうか?

この2種が日本にやって来たのは、人の経済活動が大きく関わっている事は間違いない事実だと思う。

ウスグモスズ、アオマツムシ0820_1.jpg



















2017年8月20日 東京都 バッタ目マツムシ科 アオマツムシ、ヒバリモドキ科 ウスグモスズ

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アオマツムシ 鳴く [バッタ目]

今日は休みだったが、またもや雨・・・。
明日は曇りの予報だが、もう雨は勘弁、そろそろ晴れ間が欲しいところだ。

日が暮れて近くに買い物に出たら、小雨の降る中どこからともなく「アオマツムシ」の鳴き声が聞こえてきた。
数日前エンマコオロギが鳴きだしたので、ひょっとしてそろそろではと気にはしていたが初確認だ。

12日に丘陵で見つけたアオマツムシはまだ翅もない幼虫だった。
気温の高い都心では、既にリーリーリー♪という声があちこちの樹上から降り注いでいるのかもしれない。
明日は都内へ出掛けるのでちょっと楽しみだ。
アオマツムシ0812_1.jpg



















2017年8月12日 東京都 バッタ目マツムシ科 アオマツムシ(幼虫)

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まだ小っちゃい ツユムシ幼虫 [バッタ目]

シマスズメノヒエの穂の上で小さなバッタの仲間を見つけた。
穂には柱頭や葯が見られるが、それと比較しても大きさがわかる。
「ツユムシ」の若齢幼虫だ。

東京では40年ぶりに8月に15日間連続の雨だという。
部屋も湿度は70%と高いが、気温は25℃と凌ぎ易いのは有難い。
ツユムシ0815_1.jpg






















2017年8月15日 東京都 バッタ目ツユムシ科 ツユムシ

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いよいよ秋の気配 ハヤシノウマオイ [バッタ目]

暦の上では立秋も過ぎて、ここ数日日が暮れるとコオロギたちの声があちこちで聞かれるようになってきた。
今日の午前中、曇り空の草はらでエンマコオロギの鳴き声を初めて聞いた。

雑木林の中の少し開けた林縁を歩いていると、ササにぶら下がるシルエットが目に入った。
何かが脱皮していると近寄ると、そこには脱皮殻に捉まりぶら下がった「ハヤシノウマオイ」の成虫の姿があった。
透き通るような薄緑色の艶のある体はとても美しい。

ウマオイにはハヤシノウマオイとハタケノウマオイの2種がいて、オスの発音器の大きさや鳴き声が異なるようだが識別はなかなか難しい。
環境からハヤシノウマオイとしたが、そう間違ってはいないだろう。


この仲間の羽化のシーンにはなかなか出会えないので、既に翅は伸びていたが嬉しい。
コンデジでの撮影だが、欲を言えば一眼で撮りたかったなぁ。

もう間もなく秋の虫の鳴き声が、セミの声にとってかわるのだろう・・・。
ハヤシノウマオイ0812_2_1_1.jpg






















2017年8月12日 東京都 バッタ目キリギリス科 ハヤシノウマオイ

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湿地にもいたコバネヒメギス [バッタ目]

今年の梅雨は雨が少なく田んぼも水不足の状態が続いていたが、8月始めにはそれも解消されイネも青々と育っていた。
田んぼ0803_1.jpg





























畔の葉の上で見つけた「コバネヒメギス」。
ヒメギスより乾燥した草地の多いと言われるが、田んぼ脇の湿地にもいるとは思わなかった。
外見はヒメギスと酷似しているが、オスの成虫は名前の通り短い翅に発音器があるので識別しやすい。
見つけた個体は左後脚が欠損しているのが残念。
メスに発音器はないが、体の大きさで成虫と判断できれば翅が短いので同定できるだろう。
幼虫時の識別は難しいだろうなぁ。
コバネヒメギス0803_1.jpg



















2017年8月3日 東京都 バッタ目キリギリス科 コバネヒメギス

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ショウリョウバッタは今が旬? [バッタ目]

昨日今日と休み、今日は晴れ間が出る予報だったので久しぶりにfieldに出掛けた。

草地で多く見られたのが「ショウリョウバッタ」。
子供の頃からバッタの中では最も身近な存在で、ネズミ男顔の代表種。
幼虫よりも圧倒的に成虫の方が目についた。
ショウリョウバッタ0803_1.jpg



















歩くとキチキチキチ♪と音を立てて飛ぶのはオス。
メスは緑色型や褐色型などが見られるが、オスは緑色型しか見ないような?
この個体のように緑ベースで脚や背中の筋が褐色のものはいるようだ。
ショウリョウバッタオス0803_1.jpg



















メスはオスに比べて形はほぼ同じだが、数倍の体格差があり子供の頃習った相似形を思い出す。
この配色はなかなかお気に入りだ。
ショウリョウバッタメス0803_1.jpg





























足元から飛び立った緑色型のメス。
よく見るとお尻の先にオスがぶら下がりもがいている。
この体格差では、オスはメスのなすがまま、きゅうりはぱぱ。
一見、ちょっと情けない。
ショウリョウバッタ交尾0803_1.jpg





























帰り際に駐車場の擬木の上に何やら緑色の塊を見つけた。
近寄って見ると、ショウリョウバッタだがどうなっているのか理解するのに少し時間が必要だった。
一頭のメスの上にマウントしていたのは何とオス4頭。

よく見るとどのオスも交尾はしていなかった。
このメス、よほど魅力があるのか?このあたりのオスの密度が高いのか?
メスにとって嬉しいのか?迷惑なのか?
想像もつかないが・・・。
ショウリョウバッタノア0803_1.jpg



















2017年8月3日 東京都 バッタ目バッタ科 ショウリョウバッタ

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足元にマダラスズ♀ [バッタ目]

車に乗ろうとドアを開けると足元で何かが跳ねたのに気が付いた。

見ると小さなコオロギの仲間、まぁよく気付いたものだ。
マクロレンズで覗いて見ると、後脚が斑模様の「マダラスズ」のメスだった。
マダラスズ0706-1_1.jpg



















翅は短いがこれでも立派な成虫。
先月頃からオスの鳴き声は聞かれていたが、姿を見るのは今シーズン初めて。
マダラスズの鳴き声など詳細は過去の記事から。
似た種のシバスズはこちら

小さくて姿はなかなか見つけにくいが、その虫の音から季節を感じるのも一興だ。
マダラスズ0706-2_1.jpg



















2017年7月5日 東京都 バッタ目コオロギ科 マダラスズ

ヤブキリ 黒化型 [バッタ目]

ササの葉上にオスの「ヤブキリ」がいた。
もう翅がある成虫となっていた。
脚の鋭い棘は、セミをも狙う狂暴な樹上のハンターの証しだ。

よく見るヤブキリの体は緑色だが、この個体は脚が黒く体の色も薄い黒化型。
ここではそれほど珍しくはないが知らなければ一見別種かと見間違うだろう。

シリシリシリ♪という鳴き声も聞かれ、いよいよヤブキリのシーズンとなった。
ヤブキリ0627_1_1.jpg



















普通の緑色のタイプはこちら。
ヤブキリ_1.jpg



















2017年6月27日 東京都 バッタ目キリギリス科 ヤブキリ(黒化型)

ギス3種の幼虫たち [バッタ目]

草はらを歩くといよいよバッタの仲間たちが見られるようになってきた。
ショウリョウバッタはまだ生まれたて、今年生まれのヒナバッタは既に成虫になりシリシリシリ♪と愛の歌を歌っている。
キリギリスの仲間では成虫越冬したクビキリギスやシブイロカヤキリも既に産卵している頃だろう。
今年生まれのキリギリスたちは?


湿地近くで見つけた真っ黒な「ヒメギス」の幼虫。
個体差がありもっと生育した幼虫もいた。
ヒメギス0531_1.jpg



















名前にギスはつかないがキリギリスの仲間の「ヤブキリ」の幼虫。
初令の幼虫時代は草はらのタンポポなどで花粉を食べる姿が見られるが、成虫になると主に林縁の樹上などで生活しセミなどを襲う獰猛さだ。
ヤブキリ0531_1.jpg



















草はらで見つけたご本家「キリギリス」の幼虫。
一見ヤブキリの幼虫に似ているが、ヤブキリは背中に褐色の1本線。
キリギリスは背中両脇に2本の白線がある。
元々ここにはキリギリスはいなかったのだが、数年前に誰かが放虫して定着してしまった。
特徴からヒガシキリギリスだと思われるが、どこ由来の個体かDNA検査の結果待ちである。
キリギリスの鳴き声は夏の風物詩でもあるが、その声をここで聞いても違和感を感じずにはいられない!
キリギリス0531_1.jpg



















2017年5月31日 東京都
バッタ目キリギリス科 ヒメギス、ヤブキリ、ヒガシキリギリス?

血い吸いバッタ クビキリギス [バッタ目]

湿地脇の草はらを見ていると足元からバッタが飛び出した。
この時期、成虫のバッタといえば冬を越した数種のみ。
クビキリギス0503-1_1.jpg



















尖った頭と赤い口が特徴のキリギリスの仲間の「クビキリギス」。
噛まれると首がちぎれるまで離さないと言われることが名の由来。
それほど顎の力が強いので、掴むときには注意が必要。
噛まれた血で口が赤く染まったように見えることから血い吸いバッタとも。
例年4月の初旬に鳴き声が聞かれるが、今年は4月末頃だった。
同じ越冬する種でシブイロカヤキリがいるが、口が黒く後ろ脚が短いので見分けられる。
クビキリギス0503-2_1.jpg



















2017年5月3日 東京都
バッタ目キリギリス科 クビキリギス  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

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