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初冬に見られるヒメツユムシ [バッタ目]

今年もあと半月ほどになってしまった。
早いものだ。

いよいよ見られる虫たちも少なくなってきたこの時期に毎年現れる虫がいる。
ササキリモドキ科の「ヒメツユムシ」だ。
この日も、昼食をとるベンチで見つけた。

図鑑では8-11月に成虫になるとあるが、今まで夏から秋にかけて見たことが無く姿を見るのはほとんどが初冬だ。
主にコンビニの明かりの下や、林内で見られる。
樹上性なので、寒くなって下に落ちてきたのを見つけているのだろうか?
そもそも越冬形態は成虫なのか卵なのか?
この仲間は、わからない事が多い。
ヒメツユムシ1210_1.jpg






















2016年12月11日 東京都
バッタ目ササキリモドキ科 ヒメツユムシ  RICOH WG-4


ご本家 ササキリモドキ [バッタ目]

公園のトイレに灯火にやって来た居残り蛾がいないか見ていると、天井付近に見慣れない緑色の直翅の仲間が目にとまった。
手が届かないので、近くにあった刈られたササを使って下に降りてもらった。
今の時期、このあたりで夜間に灯りにやって来る直翅の仲間はセスジササキリモドキかヒメツユムシあたりだがこれらとは雰囲気が異なった。
調べてみると「ササキリモドキ」と思われる。
ササキリモドキ1119-1_1.jpg



















北海道大学出版会の「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」では、ササキリモドキの分布域は本州中部以南と記されている。
虫に詳しい同僚のS君に聞いて見ると、文献によると埼玉県では所沢市をはじめ各所で過去に確認されているという。
温暖化の影響なのか?、それとも樹上性のため今までその存在が確認されていなかっただけなのだろうか?
ササキリモドキ1119-3_1.jpg



















ササキリモドキの仲間は近年発見されたものも多く、長翅型と短翅型がいて短翅型が圧倒的に多い。
種を判断するには、発見した地域や体型、色彩、最終的にはオスの尾端形状を確認しなければならない。
特に短翅型は種の多様性に富み同定が難しいようだ。
今回見つけた個体はオスで、尾端形状を確認すると図鑑のササキリモドキと同一であった。
ササキリモドキ1119-2_1.jpg



















2016年11月19日 東京都
バッタ目ササキリモドキ科 ササキリモドキ       CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


モズのハヤニエにされた ケラ [バッタ目]

ミズキやヤマザクラの葉が紅葉し落葉し始め、いよいよ秋本番。
秋の風物詩、モズの高鳴きが谷戸に響き渡っている。
おぉ、そろそろかといつもの枝先を探してみると、あったあったモズのハヤニエ。
獲物はケラだった。
モズのはやにえ1022-1_1.jpg



















目を凝らして探しているとまたあった。
こちらもやはりケラ。
このケラはまだ触角が動いていたので、ハヤニエにされて間もない個体なのだろう。
田んぼ周りにはイナゴもたくさんいるのだが、普段ほとんど地上で見かけないケラを何故GET出来るのか?
モズの目の付け所と狩りの能力には驚いた。
モズのはやにえ1022-2_1.jpg



















2016年10月22日 東京都
バッタ目ケラ科 ケラ                     CANON EOS7D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM


ススキ原っぱのバッタたち [バッタ目]

昨日、クサキリとクビキリギスという記事を書いたが、何と昨年の10月にも同じタイトルで掲載しているのに気が付いた!
もちろん写真は違うが書いている内容もほとんど同じ、表現は昨年の方が良い。
よくもまぁ、こんなに同じことが書けるものだと進歩の無さに情けないやら笑えるやら。
が、気を取り直して・・・。

この日見られたバッタたち。
トノサマバッタの風格には及ばないもののサイズではオスのトノサマバッタくらいはある「クルマバッタモドキ」のメス。
ご本家のクルマバッタはここでは数年前に1度見たきり、生息場所が局所的なうえ数も少なくなかなか出会えない。
おぉっ!と思うとほとんどがこのクルマバッタモドキだ。
緑色型もいるが、ここでは少ない。
クルマバッタモドキ1002_1.jpg



















メドハギにしがみついているのは「ツチイナゴ」。
一見トノサマバッタと見間違うが、目の下の涙のようなラインと背中のクリーム色の線が目印。
幼虫時代は緑色だが成虫になると褐色に変わる。
幼虫の現れる夏の草はらは辺り一面青々としているが、成虫越冬時期には草は枯れ褐色になるためそのほうが目立ちにくいからなのだろう。
これは身を隠すための素晴らしい変身だと感心させられる。
ツチイナゴ1002_1.jpg



















歩くとなよなよしく足元から飛ぶ「ツユムシ」。
一括りにするとバッタと呼べなくはないが、正式にはバッタ科ではなくツユムシ科に分類される。
華奢でスマートな体に長い触角と脚はなかなかバランスが取れていて美しい。
オスはプチッ・プチッと小さな声で鳴くが、長らく聞いたことが無いのは耳の老化のせいだろうか?
写真は背に発音器が無いのでメス。
ツユムシ1002_1.jpg



















こちらは一括りにもバッタとは呼べない「コカマキリ」。
ススキ原っぱの狩人だが、ターゲットになるのはツユムシをはじめ小さなバッタたちだ。
上記2種のような大型のバッタは、ここではオオカマキリかウスバカマキリの獲物となるのだろう。
他にもショウリョウバッタ、オンブバッタ、コバネイナゴやヒナバッタ、ハラヒシバッタ、ホシササキリなどが見られるが、今回は撮らなかったのでまたそのうちに。
コカマキリ1002_1.jpg



















2016年10月2日 東京都
バッタ目バッタ科 クルマバッタモドキ、ツチイナゴ
バッタ目ツユムシ科 ツユムシ
カマキリ目カマキリ科 コカマキリ           CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ

クサキリとクビキリギス [バッタ目]

すすき原っぱで見つけたよく似た2種のキリギリスの仲間。

頭の尖りが小さい方が「クサキリ」。
卵で越冬し夏に成虫になりオスは夜にジーと低い声で鳴く。
メスは秋ごろまで見られるが卵を産んで死んでしまう。
体色は緑色と褐色がいる。
キリギリスの仲間のメスは、お尻に剣のような長い産卵管がある。
緑色型のメス。
クサキリ1002_2_1.jpg



















こちらは褐色型のメス。
クサキリ1002_1.jpg



















一方頭の先端が鋭く尖っているのが「クビキリギス」。
こちらは成虫で越冬して4月頃からオスは夜にジーと鳴き始める。
クビキリギスは口が真っ赤なのが特徴だが、クサキリの中にも口が少し赤みを帯びた個体もいるのでややこしい。
体色は緑色と褐色がいる。

姿も鳴き声も住んでいる場所もよく似ているが、ライフサイクルを違えることで棲み分けているのが面白い。
クビキリギス1002_1.jpg



















2016年10月2日 東京都
バッタ目キリギリス科 クサキリ、クビキリギス   CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ

トノサマバッタ 産卵 [バッタ目]

ウスバカマキリのいる草地はススキ、チカラシバ、エノコログサ、チガヤ、ヤハズソウなど様々な種の群落で構成されており、多くのバッタたちがそれぞれの好む環境で見られる。
ちなみにウスバカマキリは、チガヤなどの低草が好きなようだ。
ウスバカマキリ1002_1.jpg



















同じく低草地に裸地が混じる場所でよく見られるのが「トノサマバッタ」。
羽音を立ててダイナミックに飛ぶ様はまさにバッタの中の殿様。
ススキを掻き分けて現れた開けた土の上でトノサマバッタが産卵していた。
トノサマバッタ1002-1.JPG



















幾度と土の中に腹端を差し込んで産卵に適した場所を探しているようだが、なかなか良い場所が見つからない様子。
それもそのはず、ここはアスファルトの道路に土が流れ出た場所で土の厚さはほんの僅かなため、腹部を差し込んでもすぐにアスファルトに当たってしまう。
果たして卵を産み付けることが出来ただろうか?
もし産んでいたとしても、雨で土が流されたりと孵化できる可能性は非常に厳しいと思われるのだが。
トノサマバッタ1002-2.JPG



















2016年10月2日 東京都
カマキリ目カマキリ科 ウスバカマキリ
バッタ目バッタ科 トノサマバッタ  
CANON EOS50D Tokina FISHEYE F3.5-4.5 DX/430EXⅡ、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/内臓ストロボ


林縁のツユムシたち [バッタ目]

薄暗い林縁で目立つ黄色の花、「キバナアキギリ」が咲き始めた。
キリの花にて秋に咲く黄色い花、サルビアと同じ仲間。
東京都では絶滅危惧種に指定されている希少種なのだ。
キバナアキギリ0917_1.jpg



















葉の上には「セスジツユムシ」のオスがいた。
頭部から翅端まで褐色の筋がある。
ここ数年、メスばかりでオスを見つけられずにいたが、今年はよく目にする。
私の目線は変わらないのだが・・・。
セスジツユムシ0917_1.jpg



















歩くと目の前から飛んで松の葉上にとまったのは「アシグロツユムシ」。
目が水色で、触角に白斑があり脚が黒い。
光の加減とはいえ、アシグロというよりアシアカの方がよいのでは。
アシグロツユムシ0917_1.jpg



















2016年9月17日 東京都
シソ目シソ科 キバナアキギリ
バッタ目ツユムシ科 セスジツユムシ、アシグロツユムシ    EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ

翅の模様が名の由来 ホシササキリ [バッタ目]

田んぼ脇の草地を歩いていると、小さなバッタが飛ぶ。
まず、普通の人はバッタが飛んだくらいにしか思わないかもしれない。

飛んだ先に駆け寄って見ると、メヒシバの茎にしがみついていた「ホシササキリ」のメス。
ここではメジャーな存在のキリギリスの仲間だ。
私の世代では三木のり平、そう桃屋のCMのあのキャラ似だと思う。
ホシササキリ0915-1_1.jpg





























翅に黒色の斑があるのが特徴で、これが名の由来のようだ。
似たものにウスイロササキリがいるが、生息地が局所的で頭の角度がもっと鋭角で翅に黒斑がない。
ホシササキリ、ウスイロササキリ共に草地を好むが、同じ仲間のササキリは主に林縁で見られ棲み分けている。
ササキリは、昆虫写真家の尾園暁さんが書かれている「湘南むし日記」で。
最近高周波に近いササキリの鳴き声がいよいよ聞こえなくなってきたのが、恐ろしく脅威だ。

草地では最もポピュラ-なホシササキリ。
色々なバッタがいるが、是非その顔を観察してみてはいかがだろうか。
親しみが湧くかもしれない!
ホシササキリ0915-2_1.jpg



















2016年9月15日 東京都
バッタ目キリギリス科 ホシササキリ                 EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ

田んぼでは稲の花 [バッタ目]

My fieldの田んぼでは稲が花を付けていた。
普通のものから赤いの黒いのもち米と種類は様々。

鳥たちからお米を守るため、案山子たちが目を光らせている。
この案山子は公募で、申し込めば誰でも作ることが出来る。
田んぼに立った後は、来園者からの投票で表彰される。

実は僕も数年前に誘われ参加して、優勝したのだがそれを知る人は少ないだろう。
ほとんど組み立てに参加しただけなのだが!田んぼ0915_1.jpg




















この田んぼは無農薬なのでたくさんのバッタたちが共存している。
畔を歩くと目の前から田んぼに向かって無数のバッタが飛んでいく。
その多くは「ハネナガイナゴ」だ。
敏感でレンズを向けるとくるりと体を回して隠れる。
ようやく逃げない個体を見つけた。
ハネナガイナゴ0915_1.jpg





























黒いお米では、近寄っても全く微動だにしないバッタがいた。
「ツチイナゴ」の幼虫だ。
目の下の模様が涙を流しているように見えるのが特徴だ。
黄緑色の透き通るような体に小さな斑も美しい。
幼虫の時は季節がら緑の方が保護色になるので緑色、成虫は越冬するため羽化時には枯葉に似た褐色に変化する。
長い進化で得た巧みな技だ。

この個体は、左後ろ脚が欠損している。
ナナフシのように再生はしないので、ハンディを負って生きなければならない。
無事成虫となって冬を越せるだろうか?
ツチイナゴ0915_1.jpg





























2016年9月15日 東京都
バッタ目バッタ科 ハネナガイナゴ、ツチイナゴ
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM、
EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ


夏から秋へ 気付けば足元に モリオカメコオロギ [バッタ目]

暗い林内を歩いていてふと目にとまった小さな黄色。
先のキタマゴタケならどんと目に入って来るが、これは小っちゃくて控えめだ。
家にはキノコ図鑑が無いので種はわからないが、褐色の落ち葉の布団からにょきっと現れた小さな黄色い妖精としよう。
頭にはお友達の虫さんが・・・。
てんとう虫さんからキツネノハナガサの幼菌ではないかとコメントをいただきました。)
キノコ0903_1.jpg



















這いつくばって撮っていると足元のコオロギに気が付いた。
おぉ、よく逃げずにそこにいたものだ。
モリオカメコオロギ0903-1_1_1.jpg



















このところセミの声はツクツクボウシが主となり昼間でもコオロギたちの鳴き声が聞かれ、夏の主役と秋の主役が混声合唱で虫の音からも秋の訪れが感じられるようになってきた。
コオロギの仲間は似たものが多く、様々な角度で見なければなかなか種が同定できない。
正面顔を確認したかったのだが、うまく光が回らず・・・。
やはり外付けストロボ1灯では無理がある。
モリオカメコオロギ0903-2_1_1.jpg



















近くには光の加減で金色に輝く産卵管のあるメスもいた。
環境や頭部の模様などから恐らく「モリオカメコオロギ」だろう。
いよいよ夏から秋へ ちょっと寂しいな。
モリオカメコオロギ0903-3_1_1.jpg



















2016年9月3日 埼玉県
バッタ目コオロギ科 モリオカメコオロギ        CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ


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