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実の淡い桃色と種のビビットな赤が印象的 マユミ [植物]

秋も深まり雑木林が様々な色に染まり見ていて楽しい季節になって来た。
そんな中、林縁でこの色の組み合わせはいつも心を和ませてくれる。
裂開した淡い桃色の実、中から顔をのぞかせたビビットな艶のある赤い種は「マユミ」。
マユミ1113-1_1.jpg



















柔らかそうで優しそうな実の中から見える真逆な種の組み合わせは、この時期林縁でとても目を惹く。
色変わりしないなら、このまま持ち帰ってずっと飾っていたいと思うのだがそうもいかない。
今しか見られないからいいのかも・・・。
マユミ1113-2_1.jpg



















今の時期のマユミには、ミノウスバの他に「キバラヘリカメムシ」も見られるが、このところまだ未確認だ。
以前に撮ったマユミの実とのツーショット。
キバラヘリカメムシ_1.jpg





























2015年、2017年11月13日 東京都 ニシキギ目ニシキギ科 マユミ、カメムシ目ヘリカメムシ科 キバラヘリカメムシ

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里山のミニトマト ヒヨドリジョウゴ [植物]

湿地脇の法面に真っ赤な小さな実が熟していた。
里山のミニトマトと勝手に呼んでいる「ヒヨドリジョウゴ」の実。
一見小さなトマトのようにも見えるが全草に毒があり食べることは出来ない。
ただし、鳥は食べるようで、丘陵には少ないが都市部の空き地や公園などでは結構見られる普通種だ。
木の下や根元などで見られる事から鳥が実を食べて糞と共に種を落とすのだろう。
ヒヨドリと名が付くがヒヨドリが好んで食べるわけではなさそうだ。
ヒヨドリジョウゴ1113.JPG



















夏から初秋に咲く白い花は独特の形で、つい見入ってしまう。
ヒヨドリジョウゴ_1.jpg



















2017年11月13日 東京都 ナス目ナス科 ヒヨドリジョウゴ

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スズメウリ 白くなったら熟れてるよ! [植物]

林縁で赤く熟したカラスウリの実が見られるようになってきた。
実が大きいからカラス、一方同じウリ科でそれよりも小さな実を付けるのが「スズメウリ」。
カラスウリに比べるととても小さいのでスズメと名付けられている。
小さな実がたくさん連なる様は愛らしい!
スズメウリ1005-1_1.jpg



















カラスウリは赤く熟すが、スズメウリは熟すと白くなる。
熟すと少し青臭いがほんのり甘さが口に広がる。
まぁ味覚は人それぞれ、美味しくないという人もそこそこいるが・・・。
皆さんはどうだろうか?
スズメウリ1005-2_1.jpg





























2017年10月5日 東京都 ウリ目ウリ科 スズメウリ

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田んぼにヤノネグサ [植物]

この時期、湿地や田んぼ周りでは金平糖のような可愛い花が咲いている。
よく見られるのはミゾソバやアキノウナギツカミだが、似ているものの花がちょっと小ぶりで茎がすらっとしているものがある。
ヤノネグサ1005-1_1.jpg



















先の2種と混同されているかもしれない「ヤノネグサ」。
ヤノネとは矢の根=矢じりで葉の形が似ているからだそうだ。
ミゾソバとは葉の形が異なるのでわかり易いが、アキノウナギツカミとは葉の形が似ている。
ヤノネグサの葉の基部は切型、浅い心型で茎の棘が小さく少ないが、アキノウナギツカミの葉の基部は茎を抱き矢じり型で茎に鋭い棘が多いことで見分けられる。
ヤノネグサ1005-2_1.jpg



















秋が深まるとこれらの仲間は紅葉して一面草紅葉となる。
このところの寒さで紅葉が一層進むかもしれない。
ヤノネグサ1005-3_1.jpg



















2017年10月5日 東京都 ナデシコ目タデ科 ヤノネグサ

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アキノキリンソウ [植物]

薄暗い林縁に数株が花を付けていた「アキノキリンソウ」。
fieldで見られる場所は数か所しかない。
もう少し増えてくれればと思うがなかなかそうはなってくれない。
少し足を伸ばした山地では大きな株が普通に見られるのだが・・・。


ベンケイソウ科のキリンソウに似て秋に咲くからが名の由来らしいが、ご本家のキリンソウは見たことが無い。
一見よく似た外来種のセイタカアワダチソウは見る機会が多く、幼い頃はこの2種を混同していたので今になって変に思い入れ深い植物だ。

明日、仕事の予定が天候やその他もろもろで急遽延期になりぽっかり空いた。
さて、どうしようか。
アキノキリンソウ1012_1.jpg





























2017年10月12日 キク目キク科 アキノキリンソウ

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ウワミズザクラが見頃 [植物]

ソメイヨシノやヤマザクラが終わり、里山ではウワミズザクラが見ごろとなっている。
花は真っ白でブラシのよう、知らなければとてもサクラとは思わないだろう。
ウワミズザクラ0427-2_1.jpg



















しかしよく見れば小さな花が集まってブラシを形成しており、その花はしべが長いものの花びら5枚のまさしく桜の花だ。
花の香りは杏仁豆腐みたい。
ウワミズザクラ0427-3_1.jpg



















花にはスジグロシロチョウが訪れていた。
花の中央の緑色の部分に蜜があるようで、しきりにストローを伸ばしていた。
スジグロシロチョウ0427_1.jpg





























2017年4月27日 埼玉県
バラ目バラ科 ウワミズザクラ
チョウ目シロチョウ科 スジグロシロチョウ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM、EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ

希少な田んぼ雑草 ホトケノザことコオニタビラコ [植物]

春の七草の一つにホトケノザがあるが、この名で一般的なのはシソ科のホトケノザ。
だが、春の七草のホトケノザはこの種ではないからややこしい。
ホトケノザ0325_1_1.jpg



















春の七草のホトケノザは、正式和名は「コオニタビラコ」。
たまに職場に春の七草のホトケノザがどこにあるかと聞いて来られる方があるが、まず職場の範囲ではないと答える。
実際に無いのだが、聞いて来られる方はそもそも七草粥に入れるため採る目的の方がおられ、園内採取禁止なので・・・。
あるのはよく似たヤブタビラコやさらに大きなオニタビラコばかり。
違いは色々あるようだが、わかり易いのは舌状花の枚数。
コオニタビラコは8枚前後だが、ヤブタビラコはさらに多い。
コオニタビラコ0419-1_1.jpg



















ご本家ホトケノザは、主に湿地や田んぼなどの豊潤な場所に生えるようだがどこにでもあるわけでもないようで、私もこの谷戸でしか見たことが無い。
まぁ、それほどこの種に注視しているわけではないので、他に見られるところがあるのかもしれないが。
コオニタビラコ0419-2_1.jpg





























2017年4月19日 埼玉県
キク目キク科 コオニタビラコ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

田んぼ雑草 タガラシ [植物]

荒起こし前の春の田んぼではいろいろな植物が花を咲かせている。
そんな中最も存在感を示しているのが「タガラシ」だ。
高さは大きいもので60cmにもなるという。
名の由来は、田を枯らすように繁茂することからタガラシ、食べると辛味があることからタガラシと諸説がある。
タガラシ0406-1_1.jpg





























キツネノボタンに似ているが、花床が楕円状に伸びるのが特徴で全草有毒。
農家にとっては厄介な雑草だが、近年タガラシが生える田んぼが減っている。
タガラシ0406-2_1.jpg



















2017年4月6日 東京都
キンポウゲ目キンポウゲ科 タガラシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

もうすぐ開花 ヒトリシズカ [植物]

今日も暖かく、狭山丘陵のサクラも今週末には見頃となりそう。
湿地ではシュレーゲルアオガエルの鳴き声を初確認♪
今年はアカガエルの鳴き声を聞けなかったので嬉しい。

雑木林を歩くと足元にアマナが開花しているのを見つけた。
こんなところにあったとは・・・。
他の場所でまだ蕾も見ていなかったのでこれも初確認、ここは早い!
アマナ0406_1.jpg



















ヒトリシズカはまだかいな?
と見に行ってみるとコナラの根元ににょきにょきと茎を伸ばし、葉の間からは白い雄しべの花糸が見えていた。
ヒトリシズカ0406-1_1.jpg



















花糸の根元に雌しべの黄緑色の柱頭と雄しべの黄色い葯も見える。
匂いを嗅ぎつけてか、色に惹かれてか、早速ハエがやって来ていた。
ブラシのような独特の花が見られるのももう少しだ。
ヒトリシズカ0406-2_1.jpg



















2017年4月6日 東京都
ユリ目ユリ科 アマナ
センリョウ目センリョウ科 ヒトリシズカ                CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


あぁ、悩ましい! 最も身近なハコベの仲間 [植物]

林縁でハコベの仲間が咲いていた。
この種を見ると、とっくに亡くなったじいちゃんを思い出す。
子供の頃、近くに住んでいたじいちゃん家に行くと、メジロやカナリアなどを飼っていて、その餌として近所に生えていた野草を摘むのを手伝っていた。
今から考えると、それはハコベやオランダミミナグサだったと思う。
メジロはすり餌を与えていたと思うので、これらはカナリアの餌だったのかもしれない。
もう記憶の彼方・・・。
魚釣りや、虫とり、キリギリスを玉ねぎで釣る方法などじいちゃんから教わった事が今でも自然に関わっている根幹なのだと今更ながらに思うのだ。

それはさておき、見つけたハコベ。
こちらは雌しべの柱頭が3裂し雄しべが4つなので「コハコベ」でいいだろう。
コハコベは茎が赤いが、赤かったかは記憶にない。
コハコベ0323.JPG



















そのすぐ隣に咲いていたものもコハコベかと思ったが念のために撮っておいた。
写真を見ると、柱頭は3裂だが雄しべが8つありそのうち開花して間もないので赤い葯のものが4つある。
この赤い葯が可愛く魅力的。

雄しべが8つあるということは「ハコベ(ミドリハコベ)」。
コハコベとは種子の形状も異なるようだがまだ結実していないので識別不能。
隣同士で咲いていても違うとは!

似たウシハコベは柱頭が5裂なのでわかり易いが、この2種は識別すること悩ましい!!
ハコベ0323.JPG



















2017年3月23日 埼玉県
ナデシコ目ナデシコ科 コハコベ、ハコベ(ミドリハコベ)      CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM