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あぁ、悩ましい! 最も身近なハコベの仲間 [植物]

林縁でハコベの仲間が咲いていた。
この種を見ると、とっくに亡くなったじいちゃんを思い出す。
子供の頃、近くに住んでいたじいちゃん家に行くと、メジロやカナリアなどを飼っていて、その餌として近所に生えていた野草を摘むのを手伝っていた。
今から考えると、それはハコベやオランダミミナグサだったと思う。
メジロはすり餌を与えていたと思うので、これらはカナリアの餌だったのかもしれない。
もう記憶の彼方・・・。
魚釣りや、虫とり、キリギリスを玉ねぎで釣る方法などじいちゃんから教わった事が今でも自然に関わっている根幹なのだと今更ながらに思うのだ。

それはさておき、見つけたハコベ。
こちらは雌しべの柱頭が3裂し雄しべが4つなので「コハコベ」でいいだろう。
コハコベは茎が赤いが、赤かったかは記憶にない。
コハコベ0323.JPG



















そのすぐ隣に咲いていたものもコハコベかと思ったが念のために撮っておいた。
写真を見ると、柱頭は3裂だが雄しべが8つありそのうち開花して間もないので赤い葯のものが4つある。
この赤い葯が可愛く魅力的。

雄しべが8つあるということは「ハコベ(ミドリハコベ)」。
コハコベとは種子の形状も異なるようだがまだ結実していないので識別不能。
隣同士で咲いていても違うとは!

似たウシハコベは柱頭が5裂なのでわかり易いが、この2種は識別すること悩ましい!!
ハコベ0323.JPG



















2017年3月23日 埼玉県
ナデシコ目ナデシコ科 コハコベ、ハコベ(ミドリハコベ)      CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


春蘭 咲く [植物]

南向きの雑木林の林縁、シュンランが見られる中では最も暖かいと思う場所で3月7日に開花している株を見つけた。
残念ながらカメラを持っていなかったので、改めて見に行った。

2日後のこの日も暖かく、花は見事に咲いていた。
黄緑色の3つの萼片と2つの側花弁、白色に紫色の模様の唇弁、花を後ろから纏う薄い膜の様な鱗片。
その姿はカタカナよりも漢字で「春蘭」と書く方がしっくりくる。
シュンラン0309-1_1.jpg



















別の株では上の萼片にハチがとまっていた。
花にやって来たのか?
たまたま休憩していたのか?
いずれにしろ花も虫も次々と現れる嬉しい季節となってきた!
シュンラン0309-2_1.jpg



















2017年3月9日 東京都
キジカクシ目ラン科 シュンラン                   CANON EOS50D Tokina FISHEYE 10-17 F3.5-4.5 DX


フキノトウ 顔を出す [植物]

いつもフキノトウが見られる場所をちょくちょく見に行っていたが、ようやく昨日その姿が確認できた。
春の山菜、食べ頃でてんぷらにすると美味しいだろうなぁと思いながらもここは動植物採取禁止なので見てるだけ~。
暖かさが待ち遠しい!
フキノトウ0219_1.jpg






















2017年2月19日 東京都 キク目キク科 フキ  RICOH WG-4

青紫のラッパ、赤いラッパ [植物]

ジャコウアゲハのいた丘の一角で、小さな青紫色のアサガオが一面にたくさん咲いていた。
アサガオといえば日本の夏の風物詩、その昔は東京入谷の朝顔市に何度か足を運んだのが懐かしい。
今の時期にアサガオとはちょっと怪しい・・・と調べてみると、やはり熱帯アメリカ原産の外来種アメリカアサガオの変種「マルバアメリカアサガオ」のようだ。
数年前は見た記憶が無いのだが、いつからここで咲いているのだろう?
マルバアメリカアサガオ1013_1.jpg



















少し歩くと今度はさらに小さく赤いアサガオの様な花。
こちらはfieldでも時折見かける北アメリカ原産の「マルバルコウ」。
赤というよりオレンジに近い色が目に刺激的だ。

どちらもアサガオと同じヒルガオ科で観賞用や飼料に混入して輸入されたらしい。
外来種は繁殖力が旺盛で強い種が多く、在来種を駆逐する可能性が高い。
見た目は綺麗だが、ここには定着して欲しくない種たち、なぜここで見られるのかわからないが人の手によるものなら、個人の庭で逸出しないよう楽しんで欲しいものである。
マルバルコウ1013_1.jpg



















2016年10月13日 埼玉県
ナス目ヒルガオ科 マルバアメリカアサガオ、マルバルコウ  CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM

秋の色 色々 ノブドウ [植物]

秋が深まり朝夕めっきり気温が下がって来た。
今日は久しぶりに日差しが暖かかった。
サクラやカキノキが色付き落葉を始めた。
様々な色に彩られる中で、とびっきりの美しさが毎年楽しみな「ノブドウ」の実。
どうしたらこんなにいろんな色に色付くのだろうか?
まさに秋限定の宝石だ。
ノブドウ1012.JPG



















2016年10月12日 埼玉県
ブドウ目ブドウ科 ノブドウ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


ススキの根元のナンバンギセル [植物]

今年もススキの根元に「ナンバンギセル」が頭をもたげていた。
例年発生していたススキが刈られてなくなり今年はダメかと思っていたら、二つ隣の株の根元に今までにない群生だ。
株の周りから中までにょきにょき出て、写真のように一か所からたくさん出ているところもある。

この植物は葉はなく葉緑素を持たず、ススキやチガヤ、ショウガなどイネ科の根に寄生する。
形が南蛮から渡来したキセル、マドロスパイプに似ているのでこの名があるが、今の若い人はキセルなど見たこともないのではないか。逆にこの形からキセルを想像しなければなるまい。
ナンバンギセル0917_1_1.jpg



















うつむいて物思いにふけっているように見えることからオモイグサの別名もあるが、これだけ集まっているとこの名は似合わないな。
ナンバンギセル0917_2_1.jpg





























2016年9月17日 東京都
ゴマノハグサ目ハマウツボ科 ナンバンギセル
CANON EOS50D SIGMA 17-70mmDC MACRO HCM、EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ


初めて見たツルアリドオシ [植物]

谷戸の奥、暗い沢沿いを歩いていると脇の白い花が目に入った。
ん~、今まで見たことがないのでとりあえず撮っておいた。
ツルアリドオシ0529_1.jpg


















ラッパ状の花に、葉はテイカカズラのようでもある。
後で詳しい方に聞くと「ツルアリドオシ」だそうだ。
アリドオシといえば別名1両。
MyFieldではアリドオシがないとのことで、代替えにこの種が1両。
10両はヤブコウジ、100両はカラタチバナ、万両はマンリョウ、千両はセンリョウで皆秋から冬に赤い実を付ける縁起物。
これで全て確認したことになる。
マンリョウ、センリョウは自生なのかどこからか鳥が種を運んだという可能性も高い。

ツルアリドオシは花が二つ咲くが、基部の子房は合着していて果実は一つしか実らないそうだ。
実が熟す頃にまた見てみたい。
ツルアリドオシ0529-1_1.jpg


















2016年5月29日 東京都
アカネ目アカネ科 ツルアリドオシ
  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

春の渓谷の花たち [植物]

春の渓谷は様々な花たちで華やかだった。
多くの方がこの花の開花を首を長くして待っていたのではと思う「ハナネコノメ」。
白い萼と赤い葯のコントラストが美しく、流れの中の岩に群生している様は美しい。
ハナネコノメ0323-1.JPG


















名前は何とも可愛そうだが、微妙な色合いが魅力的な「ヨゴレネコノメ」。
「ユリワサビ」との共演だ。
ヨゴレネコノメ0323_1.jpg


















ジロボウは何時ものfieldで見ることが出来るが、ヤマエンゴサクはないので見られて嬉しい。
苞の切れ込みがジロボウとの識別点。
ヤマエンゴサク0323_1.jpg



























青い花は丘陵でも見たことがあるが、白花は初めて見る「ヤマルリソウ」。
青みがかったものもあったが、この花は真っ白だった。
ヤマルリソウ0323_1.jpg


















黄色い春の花も多いが、小さくて木に咲く黄色い花の「アブラチャン」。
クスノキ科で同じ科のクロモジと色は似ているなぁ。
アブラチャン0323_1.jpg


















見たいと思っていた花の一つが、「フサザクラ」。
もう終わっているかと思っていたが、まだ咲いている場所を案内いただいた。
カツラの花ととても似ているが、こちらは雌雄同株両性花らしい。
サクラと名に付くが、サクラとは異なりキンポウゲ科に属する全く異なる種だった。

この日見た花はほとんどが初めて見たものばかり。
面白さと感動の一日だった。
やはり、たまには他のfieldにも行かなければと思うのであった。
フサザクラ0323_1.jpg



























2016年3月23日
ユキノシタ目ユキノシタ科 ハナネコノメ、ヨゴレネコノメ
フウチョウソウ目アブラナ科 ユリワサビ
キンポウゲ目ケシ科 ヤマエンゴサク
真正キク類ムラサキ科 ヤマルリソウ
クスノキ目クスノキ科 アブラチャン
キンポウゲ目フサザクラ科 フサザクラ


素晴らしき春景 [植物]

久しぶりに訪れた山。
低山ではあるが、丘陵とは異なる植物が見られる。

今回とても感動したのが山の遠景だ。
緑の中に淡いピンク色が派手さもなくしっくりおさまって、春を感じさせる素晴らしい光景だった。
桂0323-2_2.jpg


















カツラの木の花が咲いているのだ。
カツラは以前の職場に並木として植栽されていた。
ハート形の葉や落葉時の甘い香りを楽しんでいたが、まさかこんな花が咲くとは知らなかった。
高い位置で開花するので間近で花を見る機会は少ないが、この日雪害で川に落ちた枝の花が開花して目の前で見ることが出来た。
雌雄異株でこの花は雄花。
小さな花が集まって、あの素晴らしい春景を作り出していることにさらに感動したのだった。
この場を教えてくれた知人に感謝!
桂0323-2_1.jpg


















2016年3月23日
ユキノシタ目カツラ科 カツラ
 CANON EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ

探さなければ気付かない春 [植物]

先に載せたスミレは紫の花が目を惹いて誰もが目をとめるが、探さなければ見つからない春もある。

昔は、食用の為にこれを探して春を感じたであろう代表が「つくし」。
ご存知スギナの胞子茎。
ここは都立公園なので採取禁止だが、田舎では今でも採って食べているのだろうな。
ツクシ0321_1.jpg


















湿気のある草地で花を付けていた「スズメノヤリ」。
以前にも書いたことがあるが、こんなに早くから咲いているのはちょっとびっくり。
これこそ、じっくり見なければまず気付かない。
それ以前に、ここを訪れる人でこの植物の存在を知っている人がどれだけいるだろうか?
大名行列の毛槍に見立てて付いたという名前は、センボンヤリと同じだな。
スズメノヤリ0321_1.jpg


















2016年3月21日 東京都
トクサ目トクサ科 スギナ(ツクシ)
イグサ目イグサ科 スズメノヤリ

CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM