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田んぼにヤノネグサ [植物]

この時期、湿地や田んぼ周りでは金平糖のような可愛い花が咲いている。
よく見られるのはミゾソバやアキノウナギツカミだが、似ているものの花がちょっと小ぶりで茎がすらっとしているものがある。
ヤノネグサ1005-1_1.jpg



















先の2種と混同されているかもしれない「ヤノネグサ」。
ヤノネとは矢の根=矢じりで葉の形が似ているからだそうだ。
ミゾソバとは葉の形が異なるのでわかり易いが、アキノウナギツカミとは葉の形が似ている。
ヤノネグサの葉の基部は切型、浅い心型で茎の棘が小さく少ないが、アキノウナギツカミの葉の基部は茎を抱き矢じり型で茎に鋭い棘が多いことで見分けられる。
ヤノネグサ1005-2_1.jpg



















秋が深まるとこれらの仲間は紅葉して一面草紅葉となる。
このところの寒さで紅葉が一層進むかもしれない。
ヤノネグサ1005-3_1.jpg



















2017年10月5日 東京都 ナデシコ目タデ科 ヤノネグサ

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アキノキリンソウ [植物]

薄暗い林縁に数株が花を付けていた「アキノキリンソウ」。
fieldで見られる場所は数か所しかない。
もう少し増えてくれればと思うがなかなかそうはなってくれない。
少し足を伸ばした山地では大きな株が普通に見られるのだが・・・。


ベンケイソウ科のキリンソウに似て秋に咲くからが名の由来らしいが、ご本家のキリンソウは見たことが無い。
一見よく似た外来種のセイタカアワダチソウは見る機会が多く、幼い頃はこの2種を混同していたので今になって変に思い入れ深い植物だ。

明日、仕事の予定が天候やその他もろもろで急遽延期になりぽっかり空いた。
さて、どうしようか。
アキノキリンソウ1012_1.jpg





























2017年10月12日 キク目キク科 アキノキリンソウ

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ウワミズザクラが見頃 [植物]

ソメイヨシノやヤマザクラが終わり、里山ではウワミズザクラが見ごろとなっている。
花は真っ白でブラシのよう、知らなければとてもサクラとは思わないだろう。
ウワミズザクラ0427-2_1.jpg



















しかしよく見れば小さな花が集まってブラシを形成しており、その花はしべが長いものの花びら5枚のまさしく桜の花だ。
花の香りは杏仁豆腐みたい。
ウワミズザクラ0427-3_1.jpg



















花にはスジグロシロチョウが訪れていた。
花の中央の緑色の部分に蜜があるようで、しきりにストローを伸ばしていた。
スジグロシロチョウ0427_1.jpg





























2017年4月27日 埼玉県
バラ目バラ科 ウワミズザクラ
チョウ目シロチョウ科 スジグロシロチョウ
CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM、EOS50D EF70-200mm F2.8 L IS USM/EXTENDER EF 1.4×Ⅱ

希少な田んぼ雑草 ホトケノザことコオニタビラコ [植物]

春の七草の一つにホトケノザがあるが、この名で一般的なのはシソ科のホトケノザ。
だが、春の七草のホトケノザはこの種ではないからややこしい。
ホトケノザ0325_1_1.jpg



















春の七草のホトケノザは、正式和名は「コオニタビラコ」。
たまに職場に春の七草のホトケノザがどこにあるかと聞いて来られる方があるが、まず職場の範囲ではないと答える。
実際に無いのだが、聞いて来られる方はそもそも七草粥に入れるため採る目的の方がおられ、園内採取禁止なので・・・。
あるのはよく似たヤブタビラコやさらに大きなオニタビラコばかり。
違いは色々あるようだが、わかり易いのは舌状花の枚数。
コオニタビラコは8枚前後だが、ヤブタビラコはさらに多い。
コオニタビラコ0419-1_1.jpg



















ご本家ホトケノザは、主に湿地や田んぼなどの豊潤な場所に生えるようだがどこにでもあるわけでもないようで、私もこの谷戸でしか見たことが無い。
まぁ、それほどこの種に注視しているわけではないので、他に見られるところがあるのかもしれないが。
コオニタビラコ0419-2_1.jpg





























2017年4月19日 埼玉県
キク目キク科 コオニタビラコ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

田んぼ雑草 タガラシ [植物]

荒起こし前の春の田んぼではいろいろな植物が花を咲かせている。
そんな中最も存在感を示しているのが「タガラシ」だ。
高さは大きいもので60cmにもなるという。
名の由来は、田を枯らすように繁茂することからタガラシ、食べると辛味があることからタガラシと諸説がある。
タガラシ0406-1_1.jpg





























キツネノボタンに似ているが、花床が楕円状に伸びるのが特徴で全草有毒。
農家にとっては厄介な雑草だが、近年タガラシが生える田んぼが減っている。
タガラシ0406-2_1.jpg



















2017年4月6日 東京都
キンポウゲ目キンポウゲ科 タガラシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM

もうすぐ開花 ヒトリシズカ [植物]

今日も暖かく、狭山丘陵のサクラも今週末には見頃となりそう。
湿地ではシュレーゲルアオガエルの鳴き声を初確認♪
今年はアカガエルの鳴き声を聞けなかったので嬉しい。

雑木林を歩くと足元にアマナが開花しているのを見つけた。
こんなところにあったとは・・・。
他の場所でまだ蕾も見ていなかったのでこれも初確認、ここは早い!
アマナ0406_1.jpg



















ヒトリシズカはまだかいな?
と見に行ってみるとコナラの根元ににょきにょきと茎を伸ばし、葉の間からは白い雄しべの花糸が見えていた。
ヒトリシズカ0406-1_1.jpg



















花糸の根元に雌しべの黄緑色の柱頭と雄しべの黄色い葯も見える。
匂いを嗅ぎつけてか、色に惹かれてか、早速ハエがやって来ていた。
ブラシのような独特の花が見られるのももう少しだ。
ヒトリシズカ0406-2_1.jpg



















2017年4月6日 東京都
ユリ目ユリ科 アマナ
センリョウ目センリョウ科 ヒトリシズカ                CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


あぁ、悩ましい! 最も身近なハコベの仲間 [植物]

林縁でハコベの仲間が咲いていた。
この種を見ると、とっくに亡くなったじいちゃんを思い出す。
子供の頃、近くに住んでいたじいちゃん家に行くと、メジロやカナリアなどを飼っていて、その餌として近所に生えていた野草を摘むのを手伝っていた。
今から考えると、それはハコベやオランダミミナグサだったと思う。
メジロはすり餌を与えていたと思うので、これらはカナリアの餌だったのかもしれない。
もう記憶の彼方・・・。
魚釣りや、虫とり、キリギリスを玉ねぎで釣る方法などじいちゃんから教わった事が今でも自然に関わっている根幹なのだと今更ながらに思うのだ。

それはさておき、見つけたハコベ。
こちらは雌しべの柱頭が3裂し雄しべが4つなので「コハコベ」でいいだろう。
コハコベは茎が赤いが、赤かったかは記憶にない。
コハコベ0323.JPG



















そのすぐ隣に咲いていたものもコハコベかと思ったが念のために撮っておいた。
写真を見ると、柱頭は3裂だが雄しべが8つありそのうち開花して間もないので赤い葯のものが4つある。
この赤い葯が可愛く魅力的。

雄しべが8つあるということは「ハコベ(ミドリハコベ)」。
コハコベとは種子の形状も異なるようだがまだ結実していないので識別不能。
隣同士で咲いていても違うとは!

似たウシハコベは柱頭が5裂なのでわかり易いが、この2種は識別すること悩ましい!!
ハコベ0323.JPG



















2017年3月23日 埼玉県
ナデシコ目ナデシコ科 コハコベ、ハコベ(ミドリハコベ)      CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM


春蘭 咲く [植物]

南向きの雑木林の林縁、シュンランが見られる中では最も暖かいと思う場所で3月7日に開花している株を見つけた。
残念ながらカメラを持っていなかったので、改めて見に行った。

2日後のこの日も暖かく、花は見事に咲いていた。
黄緑色の3つの萼片と2つの側花弁、白色に紫色の模様の唇弁、花を後ろから纏う薄い膜の様な鱗片。
その姿はカタカナよりも漢字で「春蘭」と書く方がしっくりくる。
シュンラン0309-1_1.jpg



















別の株では上の萼片にハチがとまっていた。
花にやって来たのか?
たまたま休憩していたのか?
いずれにしろ花も虫も次々と現れる嬉しい季節となってきた!
シュンラン0309-2_1.jpg



















2017年3月9日 東京都
キジカクシ目ラン科 シュンラン                   CANON EOS50D Tokina FISHEYE 10-17 F3.5-4.5 DX


フキノトウ 顔を出す [植物]

いつもフキノトウが見られる場所をちょくちょく見に行っていたが、ようやく昨日その姿が確認できた。
春の山菜、食べ頃でてんぷらにすると美味しいだろうなぁと思いながらもここは動植物採取禁止なので見てるだけ~。
暖かさが待ち遠しい!
フキノトウ0219_1.jpg






















2017年2月19日 東京都 キク目キク科 フキ  RICOH WG-4

青紫のラッパ、赤いラッパ [植物]

ジャコウアゲハのいた丘の一角で、小さな青紫色のアサガオが一面にたくさん咲いていた。
アサガオといえば日本の夏の風物詩、その昔は東京入谷の朝顔市に何度か足を運んだのが懐かしい。
今の時期にアサガオとはちょっと怪しい・・・と調べてみると、やはり熱帯アメリカ原産の外来種アメリカアサガオの変種「マルバアメリカアサガオ」のようだ。
数年前は見た記憶が無いのだが、いつからここで咲いているのだろう?
マルバアメリカアサガオ1013_1.jpg



















少し歩くと今度はさらに小さく赤いアサガオの様な花。
こちらはfieldでも時折見かける北アメリカ原産の「マルバルコウ」。
赤というよりオレンジに近い色が目に刺激的だ。

どちらもアサガオと同じヒルガオ科で観賞用や飼料に混入して輸入されたらしい。
外来種は繁殖力が旺盛で強い種が多く、在来種を駆逐する可能性が高い。
見た目は綺麗だが、ここには定着して欲しくない種たち、なぜここで見られるのかわからないが人の手によるものなら、個人の庭で逸出しないよう楽しんで欲しいものである。
マルバルコウ1013_1.jpg



















2016年10月13日 埼玉県
ナス目ヒルガオ科 マルバアメリカアサガオ、マルバルコウ  CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM