So-net無料ブログ作成
検索選択

クリの花にルビーの輝き アカボシテントウ [コウチュウ目]

クリの花に来ている虫たちを探していたら、赤い虫が目に入った。
単なる赤い色ではない。
漆黒の中から滲み出るような美しさ!
こんな色を纏える虫は「アカボシテントウ」くらいだろう。
アカボシテントウ0608-1.JPG



















虫の中でもとびっきり美しいモルフォチョウやタマムシなどの美しさは構造色で、その構造による光の干渉で様々な色に輝く。
煌びやかな美しさだ。
しかしアカボシテントウの美しさはどちらかというと日本的でわびさび(佗・寂)に通ずるものがあるように思う。
見ていて心が落ち着く。
誰かこのテントウムシそっくりの指輪を作ってくれないだろうか・・・・。
アカボシテントウ0608-2.JPG



















2017年6月8日 東京都
コウチュウ目テントウムシ科 アカボシテントウ

クリの花開花! [チョウ目]

足元まで枝が垂れたクリの木の花が開花した。
観察したり撮影したりするにはありがたく、例年花に集まる虫を撮る人に人気の木だ。
クリ0608-1_1.jpg



















この日一番多く見られたチョウは「ダイミョウセセリ」。
中には吸蜜せずに、ガのように葉裏にとまっているものもいた。
ダイミョウセセリ0608_1.jpg



















次に多かったのが「アオスジアゲハ」だった。
樹冠を飛んで吸蜜していたが、時折下まで降りてきた。
吸蜜中も静止することは無く、相変わらず忙しい。
この日は雲っていたのでマクロと広角のみで望遠を持っていかなかったのだが、晴れ間が出て悔やまれた。
アオスジアゲハ0608_1.jpg



















メスグロヒョウモンのオスがやって来たが、高い場所で撮れず。
葉影で見つけたのは「オオミドリシジミ」。
高みの見物?
じっとしていてくれよと願ったが、レンズを向けたとたんに殺気でも感じたのか動き出して間もなく飛んでしまい、ましなのはこの一枚だけだった。
残念・・・。
オオミドリシジミ0608_1.jpg



















2017年6月8日 東京都
ブナ目ブナ科 クリ
チョウ目セセリチョウ科 ダイミョウセセリ
チョウ目アゲハチョウ科 アオスジアゲハ
チョウ目シジミチョウ科 オオミドリシジミ

ホソバの仲間 キシタホソバ、ウンナンヨツボシホソバ [チョウ目]

マユミの葉上にいたホソバの仲間。
ヒトリガ科に属する蛾の仲間だが似たものが多い。
この種も外見では似た種が3種ほどいる。
大きさから「キシタホソバ」としたが大きさだけで確証はない。
キシタホソバ0531_1_1.jpg



















こちらはクリの葉上にいた「ウンナンヨツボシホソバ」。
そっくりさんにヨツボシホソバがいるが、外見での同定は不可能で生殖器の確認が必要なようだ。
蛾に詳しい知人から関東ではウンナンヨツボシホソバが多いとのコメントでウンナンとしたが、確固たる証拠は無い。
やはりこの仲間は難しい・・・。
ウンナンヨツボシホソバ0608_1.jpg



















2017年5月31日、6月8日 東京都
チョウ目ヒトリガ科 キシタホソバ、ウンナンヨツボシホソバ

アリかと思った ホソトラカミキリ [コウチュウ目]

今日は休みで午後から晴れてきたので何かいないかと丘陵に出掛けてみた。
木の根元でアリ?
にしては少し大きいのでファインダーをのぞくとトラカミキリの仲間だった。
大きさは1cm弱ほどでこのところよく見掛けるシラケトラカミキリよりも小さい。
ホソトラカミキリ0608-1_1.jpg



















似た種が多いこの仲間、この時種がわからなかったので前胸背、前翅の模様がわかるように撮影しておいた。
ホソトラカミキリ0608-2_1.jpg



















帰って調べると一般的には普通種のようだが初確認の「ホソトラカミキリ」。

老眼の裸眼ではアリかと危うく見過ごすところだったが、立ち止まって良かった。
やはり貪欲さが必要だ。
ホソトラカミキリ0608-3_1.jpg



















2017年6月8日 東京都

コウチュウ目カミキリムシ科 ホソトラカミキリ

久しぶりのカミキリ2種 ヒメヒゲナガ、シラホシ [コウチュウ目]

既出のシロスジカミキリが羽脱したクリの木の周りでシロスジがいないか探していたところ、枝にとまっているカミキリを見つけた。
触角の長さや体の斑紋から「ヒメヒゲナガカミキリ」だろう。
東京都のレッドデータでは北多摩準絶滅危惧に指定されているが、ここでは比較的見られる種だ。
ヒメヒゲナガカミキリ0601_1.jpg



















伐採されたコナラの切り株にいたのは「シラホシカミキリ」。
頭部から前胸背の黒地に白線、赤みがかった褐色に白点がお洒落なカミキリだ。

好きなカミキリの1種だが、個人的にはこちらの方が見られる機会が少ない。
だが、東京都の希少種の指定はない。
シラホシカミキリ0606_1.jpg



















2017年6月1日、6日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 ヒメヒゲナガカミキリ、シラホシカミキリ

成虫越冬組 ルリタテハ [チョウ目]

このところ姿が見られないルリタテハ。
先週あたりから同じ成虫越冬組のテングチョウやヒオドシチョウの新成虫が姿を見せている。

サルトリイバラの葉裏でルリタテハの幼虫を見つけた。
丸々太って間もなく蛹になるだろう。
そろそろ成虫も見られそうだ。
ルリタテハ0531_1.jpg



















歩いていると突然足元に「コミスジ」が舞い降りた。
撮って欲しいのか?
ご要望通り、縦位置で一枚。
コミスジ0531_1.jpg





























2017年5月31日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ルリタテハ、コミスジ

ギス3種の幼虫たち [バッタ目]

草はらを歩くといよいよバッタの仲間たちが見られるようになってきた。
ショウリョウバッタはまだ生まれたて、今年生まれのヒナバッタは既に成虫になりシリシリシリ♪と愛の歌を歌っている。
キリギリスの仲間では成虫越冬したクビキリギスやシブイロカヤキリも既に産卵している頃だろう。
今年生まれのキリギリスたちは?


湿地近くで見つけた真っ黒な「ヒメギス」の幼虫。
個体差がありもっと生育した幼虫もいた。
ヒメギス0531_1.jpg



















名前にギスはつかないがキリギリスの仲間の「ヤブキリ」の幼虫。
初令の幼虫時代は草はらのタンポポなどで花粉を食べる姿が見られるが、成虫になると主に林縁の樹上などで生活しセミなどを襲う獰猛さだ。
ヤブキリ0531_1.jpg



















草はらで見つけたご本家「キリギリス」の幼虫。
一見ヤブキリの幼虫に似ているが、ヤブキリは背中に褐色の1本線。
キリギリスは背中両脇に2本の白線がある。
元々ここにはキリギリスはいなかったのだが、数年前に誰かが放虫して定着してしまった。
特徴からヒガシキリギリスだと思われるが、どこ由来の個体かDNA検査の結果待ちである。
キリギリスの鳴き声は夏の風物詩でもあるが、その声をここで聞いても違和感を感じずにはいられない!
キリギリス0531_1.jpg



















2017年5月31日 東京都
バッタ目キリギリス科 ヒメギス、ヤブキリ、ヒガシキリギリス?

伐採木のキスジトラカミキリ [コウチュウ目]

昨年こさえられた伐採木の粗朶に何かいないか見て回ると唯一いたトラカミキリの仲間。
名前が出てこず図鑑とにらめっこは毎年のことだ。
トラカミキリの仲間では大きめのサイズで、この模様は何だっけ・・・?
あれあれ!思い出せない ってな感じ。
キスジトラカミキリ0531-1_1.jpg



















調べてようやく「キスジトラカミキリ」!
そうだそうだと納得する。
皆ちょこまかと動き回るが、この種は比較的おとなしくモデルになってくれる。
といっても思うような角度ではなかなか撮らせてくれないが。
キスジトラカミキリ0531-2_1.jpg



















2017年5月31日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 キスジトラカミキリ

今年は多い ミズイロオナガシジミ [チョウ目]

6月に入りいよいよゼフィルスの季節となった。
アカシジミとウラナミアカシジミは見掛けるが今年はなんだか少ないように思う。
※6月4日各所でここ数年では最も多いのではないかと思う数のアカ、ウラナミアカが見られた。
  記事を書いた時以降に羽化のピークがあったようだ。

一方で多いなと感じるのが「ミズイロオナガシジミ」。
今日も上述のアカシジミたちより多く見られた。
ミズイロオナガシジミ0601-1_1.jpg



















近寄ると下草からふわふわ飛ぶ様が、羽化して間もないことを物語っている。
淡いグレーにくっきりした黒斑と鮮やかなオレンジ色が印象的だ。
ミズイロオナガシジミ0601_1.jpg




















イボタノキの周りでは数頭の「ウラゴマダラシジミ}が開翅していた。
水色が美しい!
ウラゴマダラシジミ_1.jpg



















2017年6月1日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ

ホタルのようなヒゲナガハナノミ [コウチュウ目]

湿地周りでは先週あたりからホタルの仲間のスジグロボタルやムネクリイロボタルなどが見られるようになってきた。
ヘイケやゲンジなどのご本家も間もなくだろう。

足元から黒いホタルらしきものがなよなよしく飛び立った。
胸が赤くないので以前ここで見つけたクロハナボタルかと後を追った。
着地点でファインダーをのぞくと、それはがっくり「ヒゲナガハナノミ」のメスだった。
ヒゲナガハナノミ0601_1.jpg



















一見ホタルに似ていて幼虫時代も水中生活のため成虫は水棲のホタルと同じ水辺で見られ、成虫の出現期も5月中旬くらいからなのでややこしい。
分類はホタル科とは異なりナガハナノミ科に属する。
メスとオスの色合いは異なり、メスは黒っぽくオスは褐色で触角が櫛状。
一昨日、水辺のコナラの葉上で交尾しているのを撮っていた。
ホタルと同じ時期に同じような場所で見られる事から、ホタルの仲間と勘違いしている人が結構いるだろうなぁ。
ヒゲナガハナノミ0531_1.jpg



















2017年5月31日、6月1日 東京都
コウチュウ目ナガハナノミ科 ヒゲナガハナノミ      CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX