So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

マユミの葉裏にウスグモスズ [バッタ目]

マユミである虫を探していると、葉裏で小さなコオロギの仲間「ウスグモスズ」のメスを見つけた。
どうしたのか左の翅が立っていた。
ばっくり言えばコオロギの仲間でもいいかもしれないが、正しくはヒバリモドキの仲間。
この仲間にはなかなか姿が見られないクサヒバリやヤマトヒバリ、キンヒバリ、キアシヒバリモドキ、比較的見る機会のあるシバスズ、マダラスズ、エゾスズ、ヤチスズなどがいる。

ウスグモスズ0912-1_1.jpg



















ウスグモスズは樹上性で今の時期樹皮や葉裏でよく見られる。
実は外来種なのだが、どこから来たのか不明なのだ。
オスは鳴かない。
鳴かずしてどうやってメスと出逢うのか?
不思議・・・。
ウスグモスズ0912-2_1.jpg



















2019年9月12日 東京都 バッタ目ヒバリモドキ科 ウスグモスズ

nice!(0)  コメント(0) 

かかしとアズチグモ [クモ目]

昨日紹介したように、今の時期東京都立野山北・六道山公園里山民家の田んぼには、案山子づくりイベントの参加者たちの個性あるかかしたちが稲を守ってくれている。
毎年かかしコンテストが行われるのだが、個人的にも一番を決めるべく見て回っている。
今年の僕の一番は昨日のあいなちゃんだがさてどうだろうか?

そんなかかしたちを見ているとあるかかしで生きものが目に入った。
白い花をあしらった髪飾りのすぐ横の髪に白いクモが・・・。
花で獲物を待ち構えて捕える「アズチグモ」のメスだった。
かかしとアズチグモ0912-1_1.jpg



















糸を風に流してここにたどり着き、髪飾りを花と思っているのか?
本当の花ではないのでいつまでたってもここには獲物はやってこないのだけれども。
空腹になればそのうち場所を変えるだろうか?
クモにとっては災難だが、これはとても面白い!
いつまでいるか時々、チェックしてみよう!!
かかしとアズチグモ0912-2_1.jpg





























2019年9月12日 東京都 クモ目カニグモ科 アズチグモ

nice!(0)  コメント(0) 

オギにスゲドクガの幼虫 [チョウ目]

今月初めごろから田んぼの見守り役、かかしたちが畔で見張りを始めた。
毎年わかっているのだが、時々ドキッとすることがしばしば。
凄い存在感でほんと心臓に悪い。
かかし0912_1.jpg



















ため池の脇に生えたオギで黄色鮮やかな毛虫を見つけた。
「スゲドクガ」の幼虫でドクガと名に付くが、図鑑によると毒はないとのこと。
まぁ、アレルギーや皮膚が弱い人などは影響があるかもしれない。
スゲドクガ0912-1_1.jpg



















カヤツリグサ科、ガマ科、イネ科などを食べスゲ類やヨシなどが多い湿地に周辺で見られる。
こんなに目立つ色をしていて毒もないのに敵に襲われないのか?大丈夫?と不思議に思う。
スゲドクガ0912-2_1.jpg



















頭の周りを長い毛が覆っていて顔がよく見えないが、きっと愛らしい顔をしているのだろうと覗き込んでみた。
ん~、以外にも怖かった・・・
特に口元がゾンビみたい、と言ったら失礼だろうか。
スゲドクガ0912-3_1.jpg



















2019年9月12日 東京都 チョウ目ドクガ科 スゲドクガ

nice!(0)  コメント(0) 

blueの輝き ヤホシホソマダラ [チョウ目]

草はらのススキで小さな煌めくblueの輝きを見つけた。
何々、老眼鏡をかけて近づくと葉の上にいたのは昼行性の「ヤホシホソマダラ」だった。
マダラガ科でホタルガなどと同じ仲間、煌めくblueはマダラガ科に共通する特徴のようだ。
ヤホシホソマダラ0913-1_1.jpg



















似た種にキスジホソマダラがいるが、見る機会はこちらの方が少ないかもしれない。
何と、環境省のレッドリスト2019で準絶滅危惧種(NT)に指定されている。

前翅の8つの黄色い斑が特徴だ。
一見6つに見えるが、縁に小さく細長い斑がありこれを入れて8つ。
ヤホシホソマダラ0913-2_1.jpg



















幼虫の食餌植物はイネ科、そういえばこの場所のススキで5月に幼虫を確認していた。

そのいでたちは、まさしくマダラガ科の幼虫だ。
ヤホシホソマダラ幼虫_1.jpg





























2019年9月13日 東京都 チョウ目マダラガ科 ヤホシホソマダラ

nice!(1)  コメント(2) 

秋はアキアカネ [トンボ目]

夜の8時、外からはアオマツムシの声が聞こえてくる。
今宵はエアコンもつけずに過ごせる涼しさ。
ようやく秋本番だろうか。
明日は中秋の名月、明後日が満月だそうだ。

昼間、草はらの空には無数のウスバキトンボが舞っていた。
そんな中を小さなヤンマ数匹が飛び交う。
カトリヤンマ 残念ながら写真に残せなかった。

先週あたりから、「アキアカネ」の姿がちらほら見られるようになってきた。
アキアカネ0907.JPG



















例年の今頃、避暑を終え成熟して赤く色付いたアキアカネたちが大挙してやってくるのだが今年はまだ数が少ない。
ウスバキトンボは精霊トンボと言われるようにお盆の頃に多くみられる印象で、個人的にはどちらかというと夏のトンボのイメージ。
やはり秋と言えばアキアカネ。
そろそろたくさんのアキアカネが飛ぶ空を見てみたい。
それがきっと秋の空!
アキアカネ0910.JPG



















2019年9月12日 東京都 トンボ目トンボ科 アキアカネ

nice!(1)  コメント(0) 

ボケにモンクロのシャチホコ幼虫2種 [チョウ目]

ボケの木を見ていると葉に食べ痕があった。
おおっ、いるかな?

と探してみると、夢中で葉を食べている「モンクロシャチホコ」の幼虫がいた。
バラ科の木に付く毛虫でよくサクラの葉を集団で食い尽くすことからサクラ毛虫とも呼ばれる。
サクラの葉を食べることから食べるとサクラの味がすると言われるが、そんな勇気はこれっぽちもない。
終齢になると体が黒くなり毛が金色に輝く。
モンクロシャチホコ0901_1.jpg



















ならばもう1種とさらに探すといたいた、こちらもモンクロと名に付く「モンクロギンシャチホコ」の幼虫。
鮮やかな黄緑色にエンジ色の模様がまるで枯れた葉のように見える擬態の名手だ。
ちなみに、頭は左で右がお尻。
よく間違われるので念のため。
モンクロギンシャチホコ0901_1.jpg



















こんな擬態の名手にも魔の手が迫っていた。
すぐそばの入り組んだ枝の中にいたのは鎌のお手入れ中の「オオカマキリ」のメス。
でっぷりとしたお腹はどれほど獲物を捕らえたのか?
サクラの味はさぞかし美味であっただろう。
オオカマキリ0901_1.jpg



















2019年9月1日 東京都 チョウ目シャチホコガ科 モンクロシャチホコ、モンクロギンシャチホコ カマキリ目カマキリ科 オオカマキリ

nice!(1)  コメント(0) 

幼虫も成虫も存在感のある スズメガたち [チョウ目]

暗い林内の道を歩いていると、クサギの若木で大きないもむしを見つけた。
これはでかい!
むちむちパンパンの体だが、まだむしゃむしゃと葉っぱを食べ続けていた。
その模様と食樹から「シモフリスズメ」の終令幼虫だ。
そろそろ蛹になるなぁと思って数日後に訪れてみると、そこに姿はなかった。
もう少しすると運が良ければここで成虫に会えるかなぁ。
シモフリスズメ0830_1.jpg




















トイレの壁に大きな蛾がとまっていた。
白い壁なので目立つこと。
スズメガの仲間だとわかったが種までは覚えていなかった。
念のためにとつついて後翅を見せてもらったら、綺麗なピンク色。
「モモスズメ」だった。
スズメガの多くは年に2回発生し、この種も例にもれず初夏と秋。
さてこの個体はもう2化目か、それとも?
モモスズメ0827_1.jpg



















職場の植え込みのススキの葉上に目を見張るカラフルで大きないもむし。
はて、これは誰だっけとイモハンで調べると「キイロスズメ」。
食草はヤマノイモやオニドコロなどのイモ類。
確かにススキの周りにはオニドコロがあった。
蛹化場所を探して歩き回っている様だ。

スズメガの幼虫たちは終令になるととにかく大きくその存在感は半端ない。
まさしくいもむしの中のいもむしだ。

こうして写真を撮って紹介しているが、実は苦手で触ることが出来ない。
そんな僕にとって大変脅威であることは内緒の話である。
キイロスズメ0829_1.jpg





























2019年8月 チョウ目スズメガ科 シモフリスズメ、モモスズメ、キイロスズメ

nice!(0)  コメント(2) 

樹皮に擬態2種 シロシタバ エゾシモフリスズメ [チョウ目]

8月のはじめ、コナラの幹を見るとおやっと目を見張った。
樹皮そっくりの2種の蛾がとまっていた。
擬態0810_1.jpg



















1種はカトカラの仲間では最大級の「シロシタバ」。
この夏もよく見かけたが、どれも翅の模様そっくりの地衣類の生えた幹にとまっていた。
シロシタバ0810_1.jpg



















もう1種はスズメガの仲間で、初めてみた「エゾシモフリスズメ」。
食樹はホオノキのようだがこの辺りで見た覚えがない。
何処からか飛んできたのだろう。
こちらも樹皮そっくりだ。

共に自分の体に似た場所にとまって敵の目を欺く隠蔽擬態、身体の色や模様がいわゆる保護色となっている。
自分の体の色や模様、さらにそれに似た場所がわかっているであろうことにいつも感心する。
エゾシモフリスズメ0810_1.jpg



















2019年8月10日 東京都 チョウ目ヤガ科 シロシタバ、スズメガ科 エゾシモフリスズメ

nice!(1)  コメント(0) 

四国昆虫巡り 初見の蛾たち [チョウ目]

長らくお付き合いいただいたが、最後の四国昆虫巡りは初見の蛾たち。

石鎚山系の山道のあちこちで飛んでいた黒字に白い模様の小さな可愛い蛾。
なかなか止まらず撮るのに苦労したが、シャクガ科の「シロオビクロナミシャク」というそうだ。
幼虫の食草はツルアジサイ、そういえばブナの大木にも絡んでいたような。
シロオビクロナミシャク0823_1.jpg



















初見ではなく関東でも見られる「キンモンガ」。
昼行性で幼虫の食樹はリョウブなので、たくさんある丘陵で見られてもおかしくないが未だお目にかかれないでいる。
キンモンガ0821_1.jpg



















久万高原町のコンビニの灯りに来ていた「ギンモンスズメモドキ」。
図鑑でしか見たことが無く一度は見てみたいと思っていた種だった。
前翅の白い模様が美しくもかっこいい!
ここのコンビニはとにかくたくさん虫が集まっていて、四国でも有名らしかった。
ギンモンスズメモドキ0821_1.jpg



















四万十町のトンボ王国の睡蓮の池にいた「マダラミズメイガ」。
幼虫は睡蓮の葉を食べるそうで、水に溺れないのかと思ってしまうが平気なようだ。
クロスジマダラミズメイガ0823-2_1.jpg



















この時、成虫のいた近くにあった巣から出てきた幼虫。
巣は睡蓮の葉を紡ぎ合わせて作っていた。
新開さんが持っておられた簡易白バックで撮らせていただいた。
クロスジマダラミズメイガ0823-1_1.jpg



















最終日、山道で見つけていただいた「ギンスジカギバ」。
幼虫の食草はウリノキだそうだ。
ウリノキは山間部の谷筋などに生えるようなので山地性なのだろう。
初めにいた木の葉から飛んで着地した地面は、まさしく翅の模様とよく似た場所だった。
ギンスジカギバ0825_1.jpg



















池のほとりの林縁の下草でスカシバガの仲間が多く見られた。
比較的小さくて見たことが無い種なので調べると「シラホシヒメスカシバ」。
シラホシヒメスカシバ0905-1_1.jpg



















「擬態する蛾 スカシバガ」(むし社刊)によると標高約900~1200mの林道などで採集されており以前は珍品だったそうだ。幼生期や食餌植物は不明のよう。
獅子舞のような顔と中肢をピンと持ち上げる姿勢がユニークだった。
シラホシヒメスカシバ0905-2_1.jpg



















空港への途中、Iさんが道後温泉に行ったことが無いとのことで新開さんのご厚意で立ち寄っていただいた。
僕もここに来たのは数十年ぶりで、本館の保存修理のため屋根が掛けられていた。
道後温泉0825_1.jpg



















松山空港では全く勝手がわからず搭乗手続きにあたふたし、さらに往きの羽田では全く引っかからなかった検査で次々とブザーが鳴りポケットのものすべてを出す羽目になってしまった。
地方の方が厳しいのか?
何はともあれたくさんの初見の虫たちを見ることが出来て、滅多にない大変有意義な夏休みであった。
飛行機0825_1.jpg



















2019年8月21-25日 愛媛県松山市 チョウ目シャクガ科 シロオビクロナミシャク、アゲハモドキガ科 キンモンガ、シャチホコガ科 ギンモンスズメモドキ、ツトガ科 マダラミズメイガ、カギバガ科 ギンスジカギバ、スカシバガ科 シラホシヒメスカシバ

nice!(1)  コメント(0) 

四国昆虫巡り エダナナフシのオス

四国昆虫巡り 長く続いたがそろそろ終盤。
えっ、まだあるのって声が聞こえてきこそうだが、もう少しお付き合いいただきたい。

狭山丘陵でよく見られるナナフシの仲間はナナフシモドキやトビナナフシ、稀にヤスマツトビナナフシ。
エダナナフシという種がいるがまだ見たことはない。
ナナフシモドキに似ているが触覚が長いのが特徴だ。

ナナフシの仲間はメスのみで単為生殖する種が多く、オスが見つかるのは非常に珍しい。
今回の四国でエダナナフシのオスに2度出逢うことが出来た。
エダナナフシのオスは比較的見られると言われているが、そもそもこの種を見たことが無いので初見がオスというのは嬉しい。

山道の脇のアザミの葉上で独特の色合いと腹部末端が膨れたナナフシを見つけた。
おおっ!これは。
エダナナフシ♂0825_1.jpg



















体のオレンジ色と腹部末端が膨らんでいるのはオスの特徴。
これがエダナナフシのオスのようだ。
エダナナフシ♂0825-2_1.jpg



















別の日、面河山岳博物館でもオスを見ることが出来た。
触覚が短かかったのでナナフシモドキのオスかと慌てて学芸員の方にお知らせしたところ、これはエダナナフシのオスとあっさり言われてしまった。
何かの理由で触覚が切れてしまったようだ。
ん~、紛らわしい!
ぬか喜びだった。
ナナフシモドキのオスは非常に珍しく、国内でも10例ほどしか見つかっていないのだ。

今回、エダナナフシのオスは2個体見られたがメスは見ることが出来なかった。
一般的には普通種なので、そのうちメスも丘陵で見られるだろう・・・・か?
エダナナフシ♂0822_1.jpg



















2019年8月22,25日 愛媛県松山市 ナナフシ目 ナナフシムシ科 エダナナフシ

nice!(1)  コメント(2) 
前の10件 | -