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雑木林の掃除屋たち [自然]

6月6日の今日、関東も梅雨入りし一日雨模様だった。
晴れ間が待ち遠しい季節になった。

先週の雨上がりに見つけたナメクジ、今頃喜んでいるのだろう。
ナメクジ0531_1.jpg



















足元には「オオヒラタシデムシ」。
地面を歩き回って主にミミズや生きものの死体などを好んで食べるシデムシの仲間で、森の掃除屋、スカベンジャーと呼ばれ雑木林では重要な役割を担っている。
同じ種で地域によって飛ぶものと飛べないものがいる事はとても興味深い。
翅の下の腹部上面はとてもきれいな青色なのだが、なかなか見る事は出来ない。
オオヒラタシデムシ0531_1.jpg



















草の上にとまっていたのは「ヤマトシリアゲ」のメス。
こちらも主に死んだ虫を餌とする掃除屋さんだ。
弱って死にかけた虫やクモの巣にかかった虫を食べているところを見掛けるが、元気なものに襲い掛かり捕食することはないと思っている。
オスは腹部先端にハサミを持ちサソリのようにあげている事から名が付いたのだろう。
年に2回発生し、夏以降に見られる個体は体がベッコウ色をしていてまるで別種のようだ。
ヤマトシリアゲ0531_1.jpg



















2018年5月31日 埼玉県 コウチュウ目シデムシ科 オオヒラタシデムシ、シリアゲムシ目シリアゲムシ科 ヤマトシリアゲ

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いつものfieldも「虫目で歩けば」! [自然]

先日、my fieldに虫を探す虫目のスペシャリストのお二人をお迎えしてご一緒させていただいた。
今回2度目にお越しいただいたフォトエッセイストで「どんどん虫が見つかる本」の著者鈴木海花さんとかがくのとも「うんちみたいなむしがいた」をはじめ虫を題材にした絵本作家・イラストレーターの伊藤知紗さん。

朝から雨が降るあいにくの天候だったが、fieldに着いた頃には雨もほぼあがっていた。
海花さん曰く、私晴れ女だから、実は僕も晴れ男なんです のお蔭だろうか?

早速、海花さんの目に付いたオニグルミをチェック。
普段オニグルミは見過ごしていたが、見てみるとたくさんの小さな虫たちが見つかった。
中でも異様ないでたちのシャチホコガの仲間のまだ小さな幼虫。
後で海花さんから「バイバラシロシャチホコ」と教えていただいた。
バイバラシロしゃちほこ0510_1.jpg



















すぐ隣の葉には体に白い綿を纏った幼虫。
アゲハモドキのようだが調べると「クルミマルハバチ」かな。
残念ながらあのハバチ幼虫独特の可愛い顔を撮り損ねたので、近いうちにリベンジしたい。
クルミマルハバチ0510_1.jpg



















その形からグンバイの仲間、名前はそのまま「クルミグンバイ」。
1本のオニグルミにも色々な虫がいるものだ。
クルミグンバイ0510_1.jpg



















定点観察しているイチモンジチョウの蛹をご紹介。
この頃からまたポツポツと雨が・・・・。
日本手拭いが大好きとおっしゃる知紗さんはさっと頭に手拭いを!かっこいい
谷戸で虫探し_1.jpg



















林縁でアオシャクの仲間を見つけた。
観察していたキマエアオシャクかと思ったが、「スジモンツバメアオシャク」かな?
薄緑色がとても美しかった。
スジモンツバメアオシャク0510_1.jpg



















竹の柵の下で知紗さんが見つけた蛹。
時期的にヒオドシチョウだと思ったがちょっと違うと調べたら「キタテハ」だった。
成虫越冬で幼虫の食草のカナムグラはほとんど生育していないと思うのだが・・・。
キタテハ0510_1.jpg



















お二人の虫目をじっくり勉強させていただいた楽しい時間はあっという間だった。
谷戸で虫探し-1_1.jpg




















この頃には、空には青空が。
お二人が帰られた後、私の残った谷戸はひどい土砂降りの雨となった。
やはり、晴れ女のお蔭だったよう・・・・・・。

お二人のblogでぜひ虫目の極意を!
鈴木海花さん 「虫目で歩けば」

伊藤知紗さん 「てくてく日記」
谷戸の晴れ間0510_1.jpg



















2018年5月10日 東京都 

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台風の去った後で [自然]

台風が去った後歩いていると、道にアズマヒキガエルを見つけた。
大雨が降ったので待ってましたとばかりに現れたか?
きりりとした眼とへの字に曲がった口、どっしり構えたその姿が何とも凛々しく頼もしい。
アズマヒキガエル1023_1.jpg



















雨水で浸水した場所にはムカデ。
何故か葉の上で休憩中?
落ちている葉が大きなトチノキなので小さく見えるが、これでも20cm近くある。
ムカデ1023_1.jpg



















少し見ていたら、ムカデが泳いだ!
漢字で百足とも書くムカデだが、そのたくさんの脚をうまく使い体をくねらせて巧みに泳いでいたのには驚いた。
台風が来るのは色々な意味でとても嫌だが、こんな光景に出会えるのは救いだろう。
ムカデ1023-1_1.jpg



















2017年10月13日 東京都 無尾目ヒキガエル科 アズマヒキガエル、オオムカデ目オオムカデ科 ムカデ.sp

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それぞれの距離感 [自然]

草地を歩いているとベニシジミが飛んだ。
その先を見るとイチモンジセセリとのツーショット。
なかなかいい距離感。
ベニシジミ1005_1.jpg



















ノハラアザミの花には2匹のコアオハナムグリとキンケハラナガツチバチ。
コアオハナムグリが名の通り頭から花に潜り込んでいるところにハチが割り込んだ。
お互いの距離感よりも食欲が優占なのだ。
コアオハナムグリ、キンケハラナガツチバチ1005_1.jpg



















2017年10月5日 東京都 チョウ目シジミチョウ科 ベニシジミ、セセリチョウ科 イチモンジセセリ、コウチュウ目コガネムシ科コアオハナムグリ、ハチ目ツチバチ科 キンケハラナガツチバチ

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見たいものはそう簡単には見つからない・・・ [自然]

相変わらずチョウセンカマキリを探しているが見つからない。
この日も田んぼ脇を見て歩いたが、このところよく見る「メスグロヒョウモン」のメスが同じ場所で止まっては飛びを繰り返していた。ヒョウモンチョウの中でこの色彩は他に類を見ないのでつい目を惹く。
メスグロヒョウモン0927_1.jpg



















目先を変えてちょっと林内に入って見たら、小さなトンボが目の前を舞った。
アカネの仲間で探しているのがマイコアカネだ。
もう何年、丘陵で見ていないだろうか?
淡い期待をしたが、やはり残念ながら「マユタテアカネ」のメス。
マイコの翅先には斑が無いので、止まれば即判別は可能だった。
マユタテアカネ0927_1.jpg



















この日見つけたカマキリはこの「コカマキリ」だけだった。
ファイティングポーズや独特のカマの模様は見せてくれなかったが、ちゃっかりカメラ目線。
とりあえず、ありがとう!

探し物はそう簡単には見つからない。
だから楽しいのかも!
コカマキリ0927_1.jpg



















2017年9月27日 埼玉県 チョウ目タテハチョウ科 メスグロヒョウモン、トンボ目トンボ科 マユタテアカネ、カマキリ目カマキリ科 コカマキリ

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自然の総天然色、ハナオチバタケ、ツクツクボウシ [自然]

このところ不安定な天候が続いている。
今はようやくおさまったが、先ほどまで俗に言うゲリラ豪雨だろうか。
警報も出ていたようで凄まじい雨。
もう雨はたくさんなのだが・・・。


夏の長雨のお蔭でキノコたちは元気がいい!
毎年見つけるのを楽しみにしているピンク色の「ハナオチバタケ」を今日ようやく見つけた。
ピンク色というより明るい紫色だろうか。ひょろっと伸びた軸に大きな傘が可愛い。
鮮度が命なので、いい時に出えた!!
ハナオチバタケ0819_1.jpg






















セミの鳴き声もミンミンゼミとアブラゼミがMAX、ニイニイゼミが減っていよいよ夏の終わりを告げるツクツクボウシが増えてきた。
落ちた不安定な枯れ枝の先で羽化していた「ツクツクボウシ」。
既に翅は伸びていた。
触れば壊れそう、ガラス細工のような脚や半透明の翅、それを縁取る淡いエメラルドグリーンは自然が作り出した天然色の造形美。

人間は何でも作り出せるが、これら刻々と変化する形、生きている色やグラデーションはやはりfieldでしか見られない楽しみだろう!
ん~、共に見ていて癒された。
ツクツクボウシ0819_1.jpg






















2017年8月19日 東京都 ハラタケ目キシメジ科 ハナオチバタケ、カメムシ目セミ科 ツクツクボウシ

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樹液の下では悲惨な光景が・・・ [自然]

クワガタやオオムラサキを探してコナラやクヌギの樹液が出ている木を回っていると、足元に目が釘付けになった。
そこにいたのは昼間はなかなかお目にかかれない「ミヤマカミキリ」、しかしそれは無残な姿だった。
腹部が無く小さなアリたちが集まっていた。
ミヤマカミキリ0721-1_1.jpg



















辺りには別の個体も。
こんな姿になってもまだ生きていて、脚や触角が動いていた。
頭の前で合わせた動く脚がまるでお経を唱えているように見えるのは私が人間だからかだろう。
ミヤマカミキリ0721_1.jpg



















すぐそばには「モンスズメバチ」の亡骸があり緑色の輝きが美しいハエがやって来ていた。
カミキリムシの中でも大きなミヤマカミキリや毒針を持つスズメバチをも手にかけるものとは・・・。
恐らくカラスに違いない。
アオバズクの仕業も否定は出来ないが、ここで鳴き声を聞いたことが無いので可能性は薄いか。
モンスズメバチ0721_1.jpg



















別のコナラの下では腹部を失った「カブトムシ」のメスが蠢いていた。
体をなくしても動いているのにはちょっとゾンビ的で怖い感がある。

今の時期モンスズメバチはよく見かけるが、普段なかなか見られない虫たちとこんな形で出逢うことは少なからずショックだ。
自然界の厳しさを改めて感じながらも、その現場を犯人を一度は見てみたい。
カブトムシ0721_1.jpg



















2017年7月21日 東京都 コウチュウ目カミキリムシ科 ミヤマカミキリ、コガネムシ科カブトムシ、ハチ目スズメバチ科 モンスズメバチ

木漏れ日は丸い [自然]

まだ梅雨が明けていないというのに、真夏日が続いている。
外仕事には堪えるが、癒されることも・・・。

木陰を歩いていると、足元の地面に写る木漏れ日が目に入る。
見上げると木々の葉の隙間は様々な形なのに木漏れ日は丸い。
以前から不思議だなって思っていたのだが。
木漏れ日0711-1_1.jpg






















調べたところ、キーワードはピンホール、太陽の丸い形だそうだ。
何だかわかったようなわからないような。
まぁ、綺麗だからいいか!
木漏れ日0711-2_1.jpg






















2017年7月11日 東京都

ウスタビガに寄生したものは? [自然]

雑木林のイロハモミジの枝先にヤマカマス、ウスタビガの繭を見つけた。
今の時期はすでに羽化してもぬけの空だが、持つとずっしりと重い。
何かいるな?
職場に持ち帰って繭を開いて見たら小さな蛆虫が転げ出て、さらに数匹が見えた。
皆、恐らく食い尽くしたであろう蛹と繭の間に留まっているようだ。
ウスタビガ寄生0218-1_1.jpg



















転げ出た1匹を見ると はて、これはハエかハチか?
知識が無く幼虫では判断が付かないので、開いた繭を閉じて何が出てくるか経過観察をすることに。
開いてしまった事が羽化に影響するかちょっと心配だが、まぁ待つとしよう。

*昆虫写真家 新開孝さんから「ヒメバチの一種ではないか。以前エゾマツフシオナガヒメバチが寄生していたことがありますが、10匹前後が共同繭を作っていた」とのコメントをいただいた。
ウスタビガ寄生0218-2_1.jpg



















以前に繭の一部を食い破ったまま死んでしまったハチは大きくて一つの繭に1頭だった。
ウスタビガ寄生-3_1.jpg



















2017年2月18日、2013年4月12日 東京都
RICOH WG-4、EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

丘を歩くと [自然]

小高い丘をじっくりと歩いた。
いつも行かない場所まで足を伸ばしてみると、林縁にハチの巣箱が3つ並んでいた。
どの巣箱もすでにハチはいなかったが、ここで養蜂を行っていたのだろうか。
ハチたちがここで活動しているところを見てみたいものだ。養蜂1013.JPG




















この日は曇りで、まだ午後3時だというのに飛んでいるチョウはいない。
草はらを見渡すと、コセンダングサの花の上に「ヤマトシジミ」がいた。
ヤマトシジミ1013_1.jpg





























眠りについているのか近寄っても全く逃げないので近距離でアップを撮って見た。
眼がこちらを見ているようだが、これはあのカマキリの眼と同じ擬瞳孔。
実際こちらを見ているのではないのだが、そのように見えるのが面白く愛嬌を感じる。
ヤマトシジミ1013-1_1.jpg





























道端に初めて見る植物を見つけた。
コミカンソウかと思ったが、調べると外来種の「ナガエコミカンソウ」のようだ。
名前の通り、枝に小さなみかんがたくさんなっているみたいで面白い。
本来は高さが50-100cmほどになるようだが、刈られて丈が低いのだろう。
ナガエコミカンソウ1013_1.jpg



















2016年10月13日 埼玉県
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ
キントラノオ目コミカンソウ科 ナガエコミカンソウ

CANON EOS70D EF-S60mm F2.8 マクロ USM、EOS50D EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM